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ニュートラルな気づき 


by honnowa
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<   2009年 05月 ( 14 )   > この月の画像一覧

『書の名品をたずねて』

昨日は、西本願寺本「三十六人家集」から分割された石山切が展示されている、徳川美術館の『書の名品をたずねて』を観てきました。

c0100148_23433671.jpg行くと、入り口の入場券売り場の係りの方がマスクをしていました。
館内に入り、受付の方もマスク、そしてグッズ売り場の方も皆さんマスク姿。
さらには展示室内のガイドの方まで、みなさんでお揃いのマスクをしてました。
いやぁ、用心に越したことはありませんが、いくらなんでも・・・ (現在の名古屋の状況では)
こういう光景も滅多にないことなので、記録しておきましょう。

さて展示のほうですが、書の名品が197点です。
これは書やお茶を嗜まれる方や古典の造詣が深い方が観れば、垂涎のお宝が並んでいるのでしょうが、素養のないわたしにはさっぱり。
もう少し分かるようになりたいものです。
関心事の石山切だけ集中して鑑賞しました。
そのことは後日別記事にしますが、他に特別展以外で面白かったのは、「尾張徳川家五月節句飾り」です。
毎年3月に公開される雛飾りは有名ですが、節句飾りのほうも壮観でした。
20代から22代(現徳川美術館館長)までの男子のための飾りだそうです。

それから幕末頃、実際に使用された折り畳み式茶室も面白かったです。
紙製ですし、劣化のため外見はきれいではないのですが、にじり口や床の間など必要なものはそろっており、茶室の構造や空間を知るのによい勉強にもなりました。
by honnowa | 2009-05-20 23:45 | 美術
三十六人家集についてです。

  『Yahoo!百科事典』 > 言語・民族 > 書誌学 > 書誌学 > 「三十六人家集」

ちなみに「家集」とは、勅撰集とは異なり、「個人または一家の和歌をまとめて収めた歌集を指」します。

  『kotobank 』より 「家の集」

  フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より 「家集」

先日、『本願寺展』で観た国宝「三十六人家集」は、三十六歌仙の私家集の最古写本です。
料紙の美しさも天下一品で、ただただ溜息が出るばかりでした。
展示替えで、第1期と第3期を観たのですが、もう一度観に行こうかしら。
図録には公開された各頁の和歌などの詳しい解説が載っておらず、会場内のキャプションを書き写しておけばよかったと、少し未練があります。
とは言え、名古屋展で観ることができるのは、大中臣頼基(おおなかとみのよりもと)、藤原清正(きよただ)、源順(したごう)、源公忠(きんただ)、柿本人麿(かきのもとのひとまろ)、素性(そせい)、藤原高光(たかみつ)の7人です。
他の人の作品は、これからコツコツと時間を掛けて観て周りましょう。

「順集」の画像です。

  『名古屋市博物館』 > 展覧会 > ただいま開催中 > 「本願寺展」

「素性集」、「重之集」、「遍照集」、「石山切 旧貫之集下」の画像です。

  フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より 「西本願寺本三十六人家集」

「重之集」、「忠岑集」

  本願寺(西本願寺)> 本願寺について > 名宝(国宝・文化財) > 三十六人家集
  (http://www.hongwanji.or.jp/about/meiho/03.html)

「躬恒集」

  『徳島市立徳島城博物館』 > 過去の企画・特別展 > 2008年度 >
    「本願寺展 ― 世界遺産の至宝」


「石山切(伊勢集)」
現在の所蔵先は徳川美術館です。

  『文化遺産オンライン』より 「石山切(伊勢集)」
  (http://bunka.nii.ac.jp/SearchDetail.do?heritageId=41658#content_header)

灯台下暗し。
徳川美術館に石山切のコレクションがあり、しかも現在公開中でした。
そういえば、名古屋市博物館での『本願寺展』の講演会の前説?で学芸員さんが、徳川美術館にもぜひ行くようにと勧めておりましたわ。
こういうことだったのね。
まだ間に合う、行っておこう。

  『徳川美術館』より 「書の名品をたずねて」(5月24日まで)
  (http://www.tokugawa-art-museum.jp/planning/h21/03/index.html)

  同上 > 同上 > 「石山切 貫之集下 藤原定信筆」
  (http://www.tokugawa-art-museum.jp/planning/h21/03/obj04.html)

それにしても、「紀貫之集下」と「伊勢集」はなぜ切断されてしまったのでしょう。
こちらに詳しく載っていました。
ここにも益田孝(鈍翁)の名が。

  『徳川美術館』より 平成19年度企画展 「王朝美の精華・石山切」
  (http://www.tokugawa-art-museum.jp/planning/h19/05/index.html)
  
  同上 > 同上 > 「企画展の詳しい解説」
  (http://www.tokugawa-art-museum.jp/planning/h19/05/discription.html)
by honnowa | 2009-05-19 00:18 |
「三十六人撰」の撰者は、藤原公任(ふじわらのきんとう)です。

  『kotobank 』より 「藤原公任」

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、

  藤原 公任(ふじわら の きんとう、康保3年(966年) - 長久2年1月1日(1041年2月4日))
  は、平安時代中期の公卿・歌人。正二位権大納言。

  政治的には、当時藤原北家の嫡流は皇室の外戚の座を失った小野宮流から九条流に移って
  いたことから、官位は正二位権大納言に止まったが、九条流の藤原道長の意を進んで迎え、
  優れた学才により一条天皇の治世を支え、藤原斉信、源俊賢、藤原行成とともに『一条朝の四
  納言』と称された。

  家集『大納言公任集』、私撰集『金玉和歌集』、歌論書『新撰髄脳』『和歌九品』などがあり、
  『和漢朗詠集』や三十六歌仙の元となった『三十六人撰』は彼の撰による。また引退後著したと
  見られる有職故実書『北山抄』は摂関政治期における朝廷の儀式・年中行事の詳細が分かる
  貴重な史料である。

次の源氏物語のエピソードは有名ですね。(前掲より)

   『源氏物語』の話題
  寛弘5年(1008年)11月1日、土御門殿で催された敦成親王の誕生祝いの宴で、公任が紫式
  部に対して「この辺りに若紫は居られませんか」と声をかけた、という。式部は(光源氏似の人
  も居ないのに、どうして紫の上が居るものかしら)と思い、その言を聞き流した、と『紫式部日
  記』に見える。なお、この逸話の条が、本文以外で『源氏物語』に触れられた記録の初見とされ
  る。


  
by honnowa | 2009-05-18 00:49 |
三十六歌仙とは。
今年の4月から開始したネット百科事典『kotobank 』で調べてみました。
事典としては著作権ポリシーが厳しいですね。

  『kotobank 』より 「三十六歌仙」

Yahoo!百科事典です。

  『Yahoo!百科事典』 > 文学 > 日本文学事項 > 和歌 > 「三十六歌仙」

三十六人撰とは、

  『やまとうた』 > 千人万首 > 「三十六歌仙 藤原公任撰「三十六人撰」による」

「三十六歌仙(三十六人撰)」と言えば、「小倉百人一首」のように歌人とその歌は決まってくるようです。
歌は150首。
今後調べていく上で、歌番号があったほうが便利なので、こちらの番号を参考にします。

  『国際日本文化研究センター』 > 日文研データベースの案内 > データベースメニュー 
    > 「三十六人撰」

by honnowa | 2009-05-17 15:24 |
美術館に日本美術を観に行くと、さまざまな展覧会で三十六歌仙についての作品を目にします。
ここ数年でも、
酒井抱一 「四季草花図・三十六歌仙図 色紙貼交屏風」 (『若冲と江戸絵画』展 2007年)
        「三十六歌仙図屏風」                 ( 同上 )
本阿弥光悦筆・俵屋宗達下絵 「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」 (『対決 巨匠たちの日本美術』展 2008年)
応挙館 (現在、東京国立博物館内庭園にある建物。かつての所有者は益田孝であり、佐竹本「三十六歌仙絵巻」切断はこの建物内で行なわれた) (2008年見学)
そして今年は、『本願寺展』にて、国宝『三十六人家集』を観ました。

三十六歌仙とは何か、またなぜ多くの美術作品のお題として取り上げられてきたのか、調べてみたいと思います。
by honnowa | 2009-05-16 23:14 |

『時々一古今』 47

                                素性法師

  ちるとみてあるべきものを 梅の花 うたてにほひの袖にとまれる

          佐伯梅友校注 『古今和歌集』 (岩波文庫)
by honnowa | 2009-05-14 23:27 |
09/05/06の記事のつづきです。

東谷山フルーツパークの「世界の熱帯果樹温室」には、珍しいトロピカルフルーツの木がたくさんあります。
その中から、ちょうどジャボチカバという木が、花と実をつけていました。

c0100148_639293.jpgフトモモ科です。
(09/04/20の記事参照)











c0100148_6404911.jpg花が終わった後に実をつけます。
まだ若くて青いですが、これが熟すと・・・















c0100148_643462.jpg色、形といい、大きさといい、どうみても巨峰が、太い幹にポツンと付いています。
ガイドさんによると、味も巨峰に似ているそうです。














c0100148_6492380.jpg案内板によると、こんな風に鈴生りになるらしいです。
どうみても巨峰ですよね。
左下は花です。
実際にも咲いていました。
幹から直接咲くので、ぱっと見には害虫に覆われているように見えなくもありません。
花や実は、地面に近い所から高い所まで、どこにでも顔を出します。
不思議な木です。
この実を食べてみたいです。
by honnowa | 2009-05-13 23:05 | 自然

『時々一古今』 46

     寛平の御時きさいの宮の歌合のうた      よみ人しらず  

  梅が香を袖にうつしてとゞめてば 春はすぐともかたみならまし

          佐伯梅友校注 『古今和歌集』 (岩波文庫)
by honnowa | 2009-05-13 07:23 |

『時々一古今』 45

     家にありける梅の花のちりけるをよめる       つらゆき  

  暮ると明くと目かれぬものを 梅の花 いつの人まにうつろひぬらん

          佐伯梅友校注 『古今和歌集』 (岩波文庫)
by honnowa | 2009-05-08 23:54 |

『時々一古今』 44

  年をへて花の鏡となる水は ちりかゝるをやくもるといふらむ

          佐伯梅友校注 『古今和歌集』 (岩波文庫)
by honnowa | 2009-05-07 23:17 |