ニュートラルな気づき 


by honnowa

<   2008年 04月 ( 30 )   > この月の画像一覧

08/04/28の記事のつづきです。

自然愛護会のメンバーのNさんが、ツボスミレの写真を送って下さいました。

c0100148_2244137.jpg

水際に生えるスミレって不思議な感じがしませんか。
街中でよく見る、いわゆる紫色の普通のスミレはアスファルトやコンクリートの隙間、塀や道路の際など、乾きやすい所に生えています。
最初に見つけた時は、スミレに似ているけど何だろうと思ってしまいました。

c0100148_2247389.jpg

写真をよく見ますと、みんな後ろ向きですね。
正確には下向きに咲いているのを、上から撮影しています。
それに写真で見ても、まだ咲き始めのように見えます。
葉も開ききる前はくるくる巻いていて、かわいいですね。
下弁が紫の筋があるかどうかは、木道にうつ伏せて腕を伸ばし、花首を持ち上げて正面から見るほかありません。

Nさん、写真ありがとうございました。
[PR]
by honnowa | 2008-04-30 06:48 | 自然

桂離宮と修学院

先週の月曜日、職場のAKさんが、「ねえねえ、僕のワクワクした週末の話を聞いてよ」と、とても嬉しそうに話しかけてきました。
「ワクワクって何ですか~♪、ハラハラドキドキのジェットコースター?」
というのは冗談で、どこの美術館にお出掛けされたかなと思ったら、行き先は桂離宮と修学院でした。
桂離宮と聞くと、すぐにブルーと白の市松模様のモダンな襖が浮かび、一度は観にいきたいなと思っているのですが、修学院の方は知らないんですよ。
なので本日のお勉強です。

ところでこの2つの離宮、京都の他の神社仏閣のように、お金を出せば観られるとか、期間内に行けば公開されているとか、そういうのではないんですね。
事前に申し込みをしなければならないのです。

「どこに申し込むんですか?」
「宮内庁の管轄だから、宮内庁のHPの申し込みサイトだよ」
まあ、なんと。
こちらです。

  宮内庁様HPより 『参観案内』

桂離宮の場合、申し込みは、

  参観希望日の3ヶ月前の月の1日午前5時から希望日の4日前午後11時59分まで
  (例)5月10日希望の場合…2月1日の午前5時~5月6日の午後11時59分

ということですが、4月21日現在で7月まで満員の状態でした。
この分では8月に参観しようと思うと、5月に入ってすぐに申し込まないと難しいんでしょうね。
しかも土(一部)、日、祝日はお休み。
代理人による申し込み不可。
当日は時間厳守。
身分証明書持参のこと。
ガイドの方の案内に従っての決まったコースのみの見学。
警備の方も2人ついて来るそうです。

AKさんのように2つ観ようと思うと、移動時間も考えて、それぞれに申し込まなければなりません。
ふぅ。
上掲の宮内庁HPより施設案内ビデオを観ることができます。
残念ながら建物の中には入れないのですね。
お庭を歩くのなら、修学院離宮に行ってみたいです。
AKさんもよかったとおっしゃられておりましたし、ビデオや写真を見て溜息が出てしまいました。

塀に囲まれた街中の日本庭園と異なり、起伏のある土地を利用しているので、山の峰々が見渡せて、景色の中には山並みだけでなく実際の田畑まで広がっています。
江戸時代、もしくは田舎ならば戦前まではあちこちで、このような光景を自然のままに見ることができたでしょうから、わざわざ計算して自然を眺める庭を造るという発想は、後水尾上皇のようなお立場の方でないと思いつかなかったことかもしれません。
それを現代のわたしが見ると、なぜかイギリス人が作った日本風イングリッシュガーデンのような、日本人離れした感覚を感じます。
ぜひぜひ行ったみたいです。


《参考サイト》

  フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より 『桂離宮』

  同じく 『修学院離宮』

  『京都パーフェクトガイド /京都観光.com』様より 
    『修学院離宮(しゅうがくいんりきゅう)の写真と拝観情報の詳細』

[PR]
by honnowa | 2008-04-29 06:18 | 美術
昨日27日は参加している自然愛護会の総会でした。
始まる前の1時間ほど、観察時間になりました。
今月はこれで3回、この緑地を訪れたことになります。
たったひと月の間でも、盛りを迎える花の種類が次々に交代してゆきます。
夏までに大きくなるヒメシロネやサワヒヨドリが10センチほど伸びだしました。
カヤツリ草の仲間も目立ちました。
ハルリンドウはまだたくさん咲いていましたが、花はだいぶ小さいものでした。

c0100148_6135696.jpg前日の雨でこの日の湿地も水が張っていました。
木道脇に小さな白い花の群れを見つけました。
ツボスミレです。
図鑑やネットの画像検索によると、下弁に紫の筋が入るのですが、わたしがここで観たものは真っ白でした。
でも花がとても小さいのと、距離があったので、アップで観察すれば紫色が確認できたかもしれません。
デジカメで撮影した方に訊いてみよう。
葉が茎を包んでいて、大きく広がっていなかったようにも見えましたし、花弁も細く、花弁同士の隙間が大きく開いていたように見えたので、まだ十分に花も広がっていなかったのかもしれません。
来月4日に観察会があるのですが、予定が入り行けないため、ツボスミレをじっくり観察するのは来年の宿題です。
[PR]
by honnowa | 2008-04-28 06:34 | 自然

ヴィヴァルディの協奏曲

習い事のリコーダーは、『フルート協奏曲 ヘ長調 RV434 』を練習しています。
ヴィヴァルディの曲にしては、ゆったりとした物静かな曲なのですが、それでも吹いているとヴィヴァルディらしさを感じます。 (08/04/25の記事参照)

ヴィヴァルディは今日、最も有名なバロック時代の音楽家の一人ですが、彼の最大の功績は協奏曲の形式を確立したことです。
以下、『作曲家別名曲解説ライブラリー21 ヴィヴァルディ』 (音楽之友社)に頼って書きますが、なにぶん素人の理解と要約なので、もし間違っていたらごめんなさい。

・ 曲全体が急-緩-急の3楽章からなる
・ ソロとトゥッティを分化した
・ 3楽章のうち、両端の急速楽章に、リトルネッロ形式が用いられている

トゥッティとは全部の器楽が一緒に奏します。
ソロは独奏楽器が通常は通奏低音を伴って目立った演奏をします。

第1楽章と3楽章は、トゥッティ=T、ソロ=Sが
T1 → S1 → T2 → S2 → T3 → S3 → T4
と交互に展開しますが、そのときの旋律は、
A  → X  → A’ → Y  → A” → Z  → A”’
となります。
トゥッティは、旋律Aを少しずつ変形しながら現れます。

クヴァンツはヴィヴァルディの曲を熱心に研究しましたが、クヴァンツの言葉によると、(P16)

  第1楽章は真剣な表情でなければならないのに対し、終楽章はふざけ気分で、陽気でな
  ければならない。この場合4分の2、4分の3、8分の3、8分の6、8分の9、8分の12拍子
  などがその目的にふさわしいであろう。……しかし決して4分の4拍子であってはならな
  い。それでは荘重すぎて、終楽章にそぐわないのは、4分の2拍子や急速な3拍子が第1
  楽章とあわないのと同じことである。……終楽章のリトルネッロ [トゥッティ主題のこと] は
  短く、陽気で、情熱的、そしていく分舞曲風でなければならない。独奏のパッセージは、速
  く演奏するのに障害とならないよう、弾きやすいものでなければならない。伴奏声部はむ
  しろ、伴奏者が苦労なしに弾けるような音符からならなければならない。終楽章は非常に
  速く奏されるのが普通だからである

第2楽章(緩徐楽章)について解説者は、(東川清一 P15)

  ヴィヴァルディは情熱溢れるオペラ・アリアのペーソスを緩徐楽章に持ち込んだ最初の作
  曲家であった。形の整った楽章であるよりは感情の直接的な流露である。ここでは独奏者
  が感情のおもむくままに振る舞い、トゥッティは全く姿を消すか、ソロを囲む両端部分に限
  られることになる。

クヴァンツの言葉によると、(P15~16)

  独奏声部の旋律は、奏者が自由に装飾を付け加えることができるものでなければならな
  いが、付け加えなくても魅力的なものでなければならない。この旋律は、まるで歌詞がつ
  いているように、表情豊かなものでなければならない。独奏者の伴奏は装飾的であるより
  もむしろ単純でなければならない。それは、独奏者が即興的装飾をおこなうのに邪魔にな
  らないようにするためであり、独奏者が完全に自由に振る舞うことができるようにするため
  である。作曲者は、そこに含まれる情念をはっきりさせるような形容詞をつけて、アダー
  ジョ楽章の性格を明らかにするよう努めなければならない。

練習中の曲RV434をみてみましょう。
第1楽章はAllegro ma non tanto、4分の4拍子。
(手持ちの楽譜はこうなっています。ただし上掲の解説本では、Allegro non molto となっています)
T → S → T → S → T → S → T 
上品な印象 
第2楽章はLargo e cantabile、8分の12拍子。
T → S → T
アリアのような、情感豊かな旋律。
第3楽章はAllegro、4分の2拍子。
T → S → T → S → T → S → T
軽快。

まさに公式とおりでした。   

   
[PR]
by honnowa | 2008-04-27 06:36 | 音楽
昨日08/04/25の記事のつづきです。

わたしはリコーダーを習っていますが、一年おきに教室の発表会が行なわれます。
ふだんはマンツーマンのレッスンなので、ソロや二重奏の曲、または協奏曲の主旋律と通奏低音のパートを先生にバスリコーダーで合わせていただき、練習しているのですが、この発表会の時には、他の方にも声を掛けて、先生にも助っ人していただいて、三重奏や四重奏を演奏します。
今年も楽しみにしていたのですが、他の予定と重なってしまいました。
あ~ん、残念だ。

いつも発表会では選曲に苦労するのですが、今回はヴィヴァルディの『フルート協奏曲 ヘ長調 RV434』がいいんじゃないかなと思っていたのですけども。
この曲は聴いてのとおり、ゆったりと物静かで美しく、しかも難しくありません♪
(下記参考サイト参照)
先日のレッスンで先生にヴァイオリンⅡのパートを吹いていただき合わせてみたのですが、二重奏の曲としてもとてもよかったです。
後は参加人数に応じて、ヴァイオリンⅠ、ヴィオラ、通奏低音のパートを増やせばいいので、うってつけの曲が見つかってよかったあ、と思っていたのに・・・

このブログをご覧の方の中で、リコーダーをやっていらっしゃる方いらっしゃいますでしょうか。
アンサンブルに、この曲お薦めですよ。


《参考サイト》

  youTubeより DesAbends様の 『Vivaldi - Flute Concerto RV434 』

 
[PR]
by honnowa | 2008-04-26 06:53 | 音楽
ヴィヴァルディの作品10は、6つのフルート協奏曲集です。
RV433 ヘ長調 『海の嵐』、RV439 ト短調 『夜』、RV428 ニ長調 『五色ひわ』が有名ですが、今度練習する曲は、RV434です。
(フルートの曲ですけど、リコーダーで吹きます)

大人の下手な手習いでも長く続けているので、楽譜どおり音はひろえるのですが、どんな曲なのかさっぱりイメージわきません。
音楽のセンスはさっぱりなのです。
文章や絵のように想像力を働かせることがまるでできません。
音符はわたしにとって宇宙人の言葉です。

以前は芸文にCDを聴きに行きましたが、いまは便利なもので、youTubeでまず探します。
まあ、みつかるのは半分くらいでしょうか。
でもみつからない時にも、何か他のお宝映像を発見したり、素人さんの面白い演奏を見つけたりするので楽しいです。

さてRV434、ありました♪
検索でたった1つだけみつかりました。
しかも2ヶ月前にメンバー登録された方が、4月15日にUPしたばかりのホヤホヤです。
まるで、わたしの練習のためみたい!
3楽章とも収められていました。
嬉しい~
スロバニアのDesAbends様、ありがとうございます。
youTube上に直接コメントする勇気がありませんので、この場を借りてお礼申し上げます。
(Thank you の一言でいいと思うんですけど、実はまだyouTubeの仕組みをよく把握していないので)

ではきれいな絵を眺めながら聴きましょう。
美術館の中の上品なカフェのBGMにぴったりの曲です。

  youTubeより DesAbends様の 『Vivaldi - Flute Concerto RV434 』

 
[PR]
by honnowa | 2008-04-25 05:15 | 音楽
職場のAS氏が徳島出張のお土産を持って出社してきました。
事前に、お土産何がいい?と訊かれていたので、ネットで調べて「鳴門うず芋」をリクエストしました。
徳島といえば和三盆が有名ですね。
お砂糖そのものが大好きなので和三盆もよかったのですが、でもせっかくのお土産ですからちょっとサプライズが欲しくて、ネットで調べたわけです。
おいしかったです~
干し芋のような弾力で、すごくおいしいふかし芋の味わいで、上品な甘さでした♪
さすが有名ブランド芋、鳴門金時を使用しているだけのことはあります。

おっと、これで記事は終わりませんよ。
ここはそういうことを書くブログでないもん。

本題です。
お土産に「鳴門うず芋」を選んだのは、「モンドセレクション2007金賞受賞」と銘打っていたからなのです。
お土産品で?
すごく意外な感じ。
お菓子好きのわたしにとっては、ノーベル賞の次くらいに知名度のある賞なのですが、実はどんな賞なのかさっぱり知らないことに気がつきました。
それに少し前に別の商品で「2007年モンドセレクション最高金賞受賞」と謳ってあるのを見つけたばかりです。
いったいモンドセレクションとはどんな賞で、金賞のほかにどんな賞があり、何件受賞するのか気になってきました。
みなさんは気になりませんか。
(こんなことが気になるのは、わたしだけか・・・)

まずはてっとり早く、

  フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より 『モンドセレクション』

日本で初めての受賞はバターココナッツなんですね。
(たぶん半分くらいの方は、ここでわたしと同様の勘違いをしていると思います。
参考サイトの3番目をご覧下さい)
得点に応じて授与される賞なので、幾つも受賞製品があるんですね。
驚いたのはお菓子だけでなく、酒類や「非食品分野」まであること。
麺類も、うどんやそうめんを外国人がどうやって評価するんでしょ?

つぎは御本家のサイトです。
英語、フランス語、日本語のサイトがありました。

  『Monde Selection』

他にも検索すればたくさんのサイトが紹介していますが、さすがの詳しい内容はこちらです。

  日経トレンディネット様より 『「モンドセレクション」って何だ?』
  (http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20080131/1006634/?P=1)



《参考サイト》

  『~鳴門金時 芋菓子~ 栗尾商店』

  片岡物産㈱様のHPの 『商品ラインナップ』より 『辻利休』

  『DINING EXPRESS 』様より
    『【バターココナツ】【ココナッツサブレ】 モンドセレクション受賞はどっち?』
 

  
[PR]
by honnowa | 2008-04-24 06:08 | サイト

『時々一古今』 9

    雪のふりけるをよめる    きのつらゆき

  霞たちこのめも春の雪ふれば 花なきさとも花ぞちりける

           佐伯梅友校注 『古今和歌集』 (岩波文庫)


23日深夜1時よりお昼の12時頃まで、ブログサービス会社によるメンテナンスのため、アクセスできなくなっていました。
観に来てくださいました方、ごめんなさい。
作業の方は完了したようです。
[PR]
by honnowa | 2008-04-23 20:32 |

『時々一古今』 8

    二条のきさきの東宮の御息所ときこえける時、正月三日おまへにめして、仰せ言ある
    あひだに、日はてりながら雪の頭にふりかゝりけるをよませ給ひける   文屋やすひで

  春の日の光にあたる我なれど かしらの雪となるぞわびしき

           佐伯梅友校注 『古今和歌集』 (岩波文庫)
[PR]
by honnowa | 2008-04-22 05:59 |
昨日08/04/20の記事のつづきです。

東海地方の湿地の特徴のです。
(リーフレット 『八竜緑地 八竜緑地水源の森 (八竜市民緑地)』より)

  丘陵の礫層からの湧水によって緩斜面に形成された湿地  
    ・ 赤土の露出するようなところから出る湧き水によって水分が供給される
    ・ 湧き水は極端に貧栄養で酸性度が高い
    ・ 礫がところどころ露出するほど土壌が薄い
    ・ 面積が比較的小さい

ここ八竜の湿地も谷間に形成された小さな湿地です。
ふだん水は余りありません。
それどころかちょっと好天がつづくと、完全に乾いてしまいます。
ここに育つ植物は湿地の植物でも、乾燥に強いタイプです。

さてここ2週間ほど天気が崩れ、しかも18日にも雨が降ったので、湿地は初めて観るくらいに水に浸っていました。
ハルリンドウも潤って嬉しそうにみえます。

c0100148_19471669.jpgc0100148_19473222.jpg















湿地らしいでしょう。
でもこういう光景はここではあまり見られません。
もう少しすると、カヤ類など丈の大きな植物が鬱蒼と生えてきます。
冬に枯れ草を刈り取りってから、それらが生えてくるまで。
そして雨がふった後だけ楽しめる風景です。

c0100148_2011444.jpg奥の湿地です。(旧池)
木道が水につかりそう。
水面には周りの気色が映りこみ、水中をのぞくといつもの植物が水中植物のようにゆらゆら。
とてもきれいです。
そしてこうした水辺に佇むと、自分も潤ってきます。
健康のためには良質な水を飲むことが大切ですが、こうした水辺の景色を眺めるのも大切に思います。

c0100148_20111057.jpgc0100148_20112656.jpg















左はポイント②です。
6日の様子と比べて観てください。
08/04/09の記事の、下右の写真となります)
右はその対角線側から撮りました。
水のたまり具合で緩い斜面であることがわかります。
この違いが生える植物の育ち具合に影響を与えます。

19日、20日とも大勢の方が参加され、春の自然を満喫されました。
また秋の観察会にもぜひいらしてください。
[PR]
by honnowa | 2008-04-21 19:18 | 自然