ニュートラルな気づき 


by honnowa
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12月2日 定例観察会 2

昨日07/12/03の記事のつづきです。

c0100148_2303224.jpg手入れを行っている湿地の一部です。
なんとなく刈り取りのすんだ田圃のように見えますね。
草が伸びていないのは、業者さんに頼んで枯れたヌマガヤなどを刈ってもらったからです。
枯れ草をそのままにしておくと土地が徐々に富栄養化しますが、湿地の中は貧栄養状態を保つ必要があるために、草を外に持ち出す必要があります。
そして株のある所とない所でぼこぼこしているのは、S先生の工夫によるものです。
ここは緩やかですが、斜面になっています。
平坦だと水が留まらずに流れてしまうために、わざとこのように段差をつけたそうです。
その段差も不自然にならないよう、ヌマガヤの株を利用して凸にし、または根を切って窪みにしています。
その作業はとても難しく神経を使うので、ベテランの方でも手伝えず、先生お一人でずっとされてきたのだそうです。
c0100148_2323423.jpg奥のほうにみえる何やら苔山風のもの、実はミズゴケでした。
ミズゴケの緑色はとてもきれいです。
ここの愛護会に入るまでは園芸用の枯れたものしか見たことがなかったので、初めて見たときは驚きました。
写真で見るよりももっと淡く、光が集まったように輝いて見えます。



c0100148_0163386.jpgこの日の行った唯一作業らしいことは、シラタマホシクサの種をまくことでした。
シラタマホシクサは既に枯れて、ドライフラワー状態になっているのを、根元から抜いて、花をしごいて種を出し、地面にまいてやります。
茎を引っ張ると根から抜けますが、短くて小さな根で、茎は細くても30センチくらいは伸びますから、こんな根でよく支えられるなと思うほどです。
みなさんに伺うと、シラタマホシクサの茎は五角形でしかも縒りが入っており、それで支えられるのだそうです。






c0100148_0321829.jpg残ったシラタマホシクサの茎は、やはり湿地の外に持ち出します。
作業で刈った草は、このように遊歩道に敷きます。
そうすると水溜りやぬかるみもできにくくなりますし、歩きやすくなります。
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by honnowa | 2007-12-04 06:36 | 自然