八竜湿地の観察会
2007年 03月 05日
今回は浜島先生を招いて、湿地・湿原生態系保全の考え方を勉強しました。
お話の中でちょっと驚いたのが、「作業前に衣服を払う、靴底を洗浄する等により移入種の持込を防ぐ」件です。
う~ん、そこまで?
なんだか保育器の中の未熟児をはらはらしながら見つめるような守り方。
そこまでは求められていませんが、八竜の場合、フェンスと木道で人の出入りを制限しています。
貴重な植物が生えているのでやむを得ませんね。
さてお話の後は湿地を散策。
サンショウウオとヒキガエルの卵が産みつけられていました。
左側がサンショウウオです。
寒天のようにブヨブヨしたものを想像していたのですが、触ってみると、表面は液体を包んだサランラップのような感じでした。
右側下方のホース状のものがヒカガエルの卵です。
太さもゴムホース並みでした。
ヒキガエルのメスを見ましたが、いい体格してました。
彼女ならこれくらい軽く産みそう。
それからハルリンドウがもう咲き始めました。
すがすがしい美しい色は枯れ草の中でよく目立ちます。
でもケータイカメラでは遠くて写せませんでした。
愛護会のメンバーのtsaitoさんがブログにきれいな写真を載せていらっしゃるので見せてもらいましょう。
『僕の落書き帳』