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ニュートラルな気づき 


by honnowa
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井上靖の『孔子』読みます

先日の井上靖のテレビ番組を観たら『孔子』が読みたくなりました。  (07/1/14の記事参照)
でも歴史物、中国物、孔子に関する知識なしで、躊躇しながら記事を綴ってます。
躊躇の理由はもう一つ。
ここ最近数作品読んで気づいたことは、井上靖の文章は水増しがないこと。
また本筋とはまったく関係ないちょっとしたエピソードも調べてみると実在していたり、事実に基づいていたりと、奥が深くて。
とても読みやすい文章なので、さらっと読み流してもいいのですけど、それでは余りにもったいないのです。
そういうことがわかると、なかなか迂闊に手を出せません。
でもご本人自らの語りで『孔子』への思いを聴いたので、うん、やはり読もう。

ちなみにわたしの乏しい中国の知識は、子供のころに読んだ『孫悟空』、『水滸伝』。
高校時代に夢中になった吉川英治の『三国志』だけ。
う~ん、これで『孔子』いけるかなあ。
でも最近、宮城谷昌光の『楽毅』が手に入り、これも読むの躊躇していたんですね。
孔子が春秋時代の人で、楽毅はその後の戦国時代の人ですから、どちらかを読めばどちらかの手助けになるかもしれません。
そういう訳で『孔子』、読みます。
by honnowa | 2007-01-18 06:24 |