短歌の投稿サイト
2009年 02月 07日
『うたのわ』
わたしのハンドルネームと似ているので、ちょっと親近感です。
といっても、中味は若い人向けで、おばさんにはちょっと・・・
見て楽しませてもらいました。
短歌の投稿サイトは他にもたくさんあると思いますが、縦書きと、画面のわかりやすさ、そして若い人たちが自由にやっている感じがいいかな。
かつて俵万智さんが『サラダ記念日』で、世間をあっと言わせた頃を思い出しました。
懐かしいです。
本音を言うと、当時『サラダ記念日』には共感したのでなく、これでいいの?と思ったのですけどね。
わたしが本に対して、今でも一番求めているのは「文学の香」なので、まるでCMのコピーのように感じました。
俵さんの打ち出した新しく自由な詠み方は、すぐに市民権を得て、現在では当たり前になっています。
日本語と時代が求めていた人だったのですね。
日本語の変化がこれほど激しくなっても、老いも若きも三十一文字の音だけは守って詠んでいるのですから、俵さんの功績は大きいと思います。
もしかしたら五・七のリズムが、日本語の無節操な変化の歯止めになっているのかもしれないと思うのです。
こちらは俵さんの公式サイトです。
『俵万智のチョコレートBOX』