沢田研二さんについて思うこと 5 手の美しさ
2009年 01月 01日
全盛期の沢田研二さんは、存在もスタイルもお顔も、各パーツまで絶妙のバランスで美しく、かんじんの音楽抜きでも、美術に絡めていくらでも書けそうな気がします。
マニアの方々がのめりこむ気持ちわかります。
今回の記事は「3」の記事で触れた、手の美しさについてです。
思いつきで、ややお遊び的な発想ですが、楽しいもんですから。
美しい手といえば、レオナルド・ダ・ヴィンチの描く手。
手が印象的な作品がたくさんあります。
『モナリザ』(ルーヴル美術館)・『受胎告知』(ウフィツィ美術館)・『白貂を抱く貴婦人』(チャルトリスキ美術館)・『洗礼者ヨハネ』(ルーヴル美術館)等。
『洗礼者ヨハネ』は体形もやや太目のジュリー風です。
4点ともWikipedia で確認できます。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より 『レオナルド・ダ・ヴィンチ』
雄弁に語る手の動きといえば、『最後の晩餐』に尽きるでしょう。
俳優でもある沢田さんは、さまざまな舞台・映画・ドラマに出演されてますが、この『最後の晩餐』の13人の登場人物すべてを、あの美しい手で演じ分けることができそうです。
ヨハネやキリストは、扮装なしで地でやれそうです。
『最後の晩餐』の画像については、Wikipedia の『最後の晩餐』に紹介されていた、イタリアのデジタル画像処理会社HAL9000のサイトをご覧下さい。
http://www.haltadefinizione.com/magnifier.jsp?idopera=1
ジュリーで印象的な手の動きといえば、『TOKIO』・『憎みきれないろくでなし』・『サムライ』・『酒場でDABADA』でしょうか。
『カサブランカ・ダンディ』や『ダーリング』もありますね。
「ああ、沢田君、君が15世紀のイタリアに生まれていれば・・・」とレオナルド先生の呟きが聞こえてきそうです。