ニュートラルな気づき 


by honnowa
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夏に向かう


  水鳥が鳴くかまびすし朝に思う 賑やかな夏迎えつつあり    ほんのわ


水鳥のグワッグワッという鳴声を聞いていたら、なぜか騒がしい夏という言葉が浮かびました。
言葉の後で、ああそうか、夏は賑やかなんだと気づいた次第。
蛙、蝉、高校野球の応援、花火、盆踊り・・・

などと夜になって書いていると、牛蛙の声が猛然と聞こえてきます。
夜も更けたというのに、まだ窓を開けたままだった。
まあ、いいか。

  賑やかと思えば暑い夏さえも楽しいものに思えてくるもの    ほんのわ
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by honnowa | 2013-05-22 22:58 | 自然
七十二候(処暑・次候)


  ことごとに悲しかりけりむべしこそ秋の心を愁ひといいけれ  (千載集 藤原季通

季節の移り変わりは淋しく悲しいことであるが、とくに秋の季節は一層その思いが強いことである。


「秋の風」(P120~121)

・青北風(あおきた)西九州を主体とした地方でいわれ、初秋から仲秋に吹く涼しい風
・秋嵐  初秋から仲秋にかけて吹く強風。初嵐ともいう
・芋嵐(いもあらし)里芋の葉を揺らしながら吹く風
・荻の風  荻の葉に吹く秋の初風。「荻葉風」ともいう
・送南風(おくりまぜ)  「送」とは、盆の精霊を見送ること。盆東風(ぼんこち)の後に吹いてくる南風
・雁渡(かりわたし)  雁を乗せて、九、十月ごろ北方から吹いてくる冷たい季節風のこと。雨まじりで海上も荒れることがある
・黍嵐(きびあらし)  黍の穂に引きつける風
・秋声(しゅうせい)  木の葉が舞い散る音とともに吹く秋の風
・高西風(たかにし)  関西以西で十月ごろ急に吹きだす強い西風のこと。地方によって南西風や北西風をいうこともある。農村地帯では「籾(もみ)落とし」とも呼ばれ、稲作に被害をもたらす
・野分(のわき)  野の草を吹き分けながら吹く強風。「二百十日」「二百二十日」ごろを中心に吹き荒れる暴風。「野分の風」ともいう
・初秋風(はつあきかぜ)  秋到来を告げるように吹き、秋初めての風
・初嵐(はつあらし)  「初秋風」と「野分」の間に吹き荒れる強風
・やまじ  中国地方の言葉。岡山県久米(くめ)郡、山口県岩国市通津(つづ)で「二百十日」の東の台風、香川県小豆島では春一番の東風をいう
・鷹風(ようふう)  秋風に乗って天高く空を舞う鷹からつけられた秋風
・蓼風(りょうふう)  「蓼」はタデという草であるが、にがい、苦しい、多い、という意味があり、路傍のタデの花の群落をそよがす秋風をこう呼んだであろう
  
  
≪参考図書≫

『ニッポンの二十四節気・七十二候 写真・和歌・前線図でめぐる72の季節』
  環境デザイン研究所・編  横井隆和・写真  誠文堂新光社  2008年1月25日発行

タイトルのとおり、二十四節気・七十二候に解説と、和歌と、前線図が添えられた、写真集とも言うべき本です。
写真を撮られた横井氏の肩書きは「印象派写真家」
光と繊細な色の美しい写真を、ぜひ本書で見ていただきたいです。
これから一年、本書に沿って二十四節気・七十二候を学んでいきたいと思います。


なお、日本気象協会で新しい二十四節気を作る計画もあるようです。
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3681/


≪言葉≫

大辞林 第三版 (三省堂)より
しゅく(漢字)
【 粛 (肅) 】 シュク
① つつしむ。 「 粛啓 ・粛呈 ・自粛 」
② きびしくする。 「 粛正 ・粛清 」
③ おごそか。 「 粛粛 ・粛然 ・厳粛 ・静粛 」粛斑雪(大辞林 第三版 (三省堂)より)

新明解古語辞典 第二版(三省堂)より
むべ【宣】(副)「うべ」に同じ。
うべし【宣し】(副)《「し」は強意の助詞》「うべ」を強めていう語。なるほど、なるほど。
━こそ(連語)「うべし」をさらに強めたもの。いかにももっとも。=「うべこそ」

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by honnowa | 2012-08-28 23:59 | 自然
七十二候(処暑・初候)


  かきねなる菊の着せ綿今朝見ればまだきさかりの花咲きにけり  (新撰和歌六帖 藤原信実

もう菊の花も咲き終わりだと思い、菊の花に面をかぶせてその香りを楽しもうと思ったが、今朝見れば、まだ菊の花は元気に咲いていたことである。


「ススキの穂前線図」

綿の萼(がく)のはじける季節と薄の穂が出はじめるころは、ほぼ同時期である。


≪参考図書≫

『ニッポンの二十四節気・七十二候 写真・和歌・前線図でめぐる72の季節』
  環境デザイン研究所・編  横井隆和・写真  誠文堂新光社  2008年1月25日発行

タイトルのとおり、二十四節気・七十二候に解説と、和歌と、前線図が添えられた、写真集とも言うべき本です。
写真を撮られた横井氏の肩書きは「印象派写真家」
光と繊細な色の美しい写真を、ぜひ本書で見ていただきたいです。
これから一年、本書に沿って二十四節気・七十二候を学んでいきたいと思います。


なお、日本気象協会で新しい二十四節気を作る計画もあるようです。
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3681/


≪関連≫

本書P118に、「日本古来から木綿があったように思われるが、文禄三(1594)年内藤如安が明の国から綿の種子を得て、大和の国に植えたのが諸国に広まったとされる」とあります。
とても興味深い話ですが、典拠を見つけられませんでした。
おいおい調べていこうと思います。

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by honnowa | 2012-08-24 23:59 | 自然
※2012年は23日になります。
(国立天文台トップページ > 暦計算室 > 暦要項 > 二十四節気および雑節 平成24年 (2012))


二十四節気
暑さが止むの意で、この頃から朝夕涼しくなり、めっきり秋らしくなるが、暑さのぶり返す日もある。


  秋の立つ昨日風は身にしみてけふは暑さに又かへりぬる  (六帖詠草 小沢蘆庵

昨日は秋が来たかと思うほど風が身にしみたが、今日はそんな昨日を忘れるほど暑さがぶり返した。


≪参考図書≫

『ニッポンの二十四節気・七十二候 写真・和歌・前線図でめぐる72の季節』
  環境デザイン研究所・編  横井隆和・写真  誠文堂新光社  2008年1月25日発行

タイトルのとおり、二十四節気・七十二候に解説と、和歌と、前線図が添えられた、写真集とも言うべき本です。
写真を撮られた横井氏の肩書きは「印象派写真家」
光と繊細な色の美しい写真を、ぜひ本書で見ていただきたいです。
これから一年、本書に沿って二十四節気・七十二候を学んでいきたいと思います。


なお、日本気象協会で新しい二十四節気を作る計画もあるようです。
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3681/

「処暑」(Wikipediaより)

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by honnowa | 2012-08-23 23:59 | 自然
七十二候(立秋・末候)


  秋霧のたちぬる時はくらぶ山おぼつかなくそ見えわたりける  (後撰集 紀貫之

秋の霧が立ちこめるときは、鞍馬山もぼんやりと見えているが、秋がそこまで来ていることはわかるものである。


「霧の多い街」


本書によると、

雲・・・空に浮かぶ
             / ̄ 春・・・霞
霧・・・地面に接する 
             \_ 秋・・・霧

と、同じ気象現象を呼び分けているそうです。

また霧が多いところは(年間霧発生日数)、
伊吹山(290日) 日光(143日) 軽井沢(139日)


≪参考図書≫

『ニッポンの二十四節気・七十二候 写真・和歌・前線図でめぐる72の季節』
  環境デザイン研究所・編  横井隆和・写真  誠文堂新光社  2008年1月25日発行

タイトルのとおり、二十四節気・七十二候に解説と、和歌と、前線図が添えられた、写真集とも言うべき本です。
写真を撮られた横井氏の肩書きは「印象派写真家」
光と繊細な色の美しい写真を、ぜひ本書で見ていただきたいです。
これから一年、本書に沿って二十四節気・七十二候を学んでいきたいと思います。


なお、日本気象協会で新しい二十四節気を作る計画もあるようです。
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3681/

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by honnowa | 2012-08-18 00:01 | 自然
七十二候(立秋・次候)


  聞くからに淋しかりけり涼風のわたる木末のひぐらしの声  (七十二候集解 上田秋成

涼風の吹き渡る木立の中で、ヒグラシが鳴いている。その声を聞くと一層秋の気配が淋しく感じることである。

「ヒグラシ鳴きはじめ線図」

「阿蘇や霧島のような高山では、六月のうちに鳴き始めるが、多くの地方では七月に入ってから鳴きはじめる。北の地方や山岳地帯では、朝方の最低気温が十八度前後より高くなるような季節になると鳴きはじめるが、気候の暖かい南の地方ではさらに気温が高くなり、二十一度以上の季節になって初めて鳴きはじめる」とあり、実際はどの蝉よりも早く鳴き始めるらしいのに、名古屋に住む私の印象でも他の蝉のピークが過ぎてから聞かれるような気がします。
ちなみに今(8月15日の午後)聞こえるのは圧倒的にアブラゼミ、そして時々ミンミンゼミがまじります。


「ヒグラシ」(Wikipediaより)


≪参考図書≫

『ニッポンの二十四節気・七十二候 写真・和歌・前線図でめぐる72の季節』
  環境デザイン研究所・編  横井隆和・写真  誠文堂新光社  2008年1月25日発行

タイトルのとおり、二十四節気・七十二候に解説と、和歌と、前線図が添えられた、写真集とも言うべき本です。
写真を撮られた横井氏の肩書きは「印象派写真家」
光と繊細な色の美しい写真を、ぜひ本書で見ていただきたいです。
これから一年、本書に沿って二十四節気・七十二候を学んでいきたいと思います。


なお、日本気象協会で新しい二十四節気を作る計画もあるようです。
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3681/


≪覚え≫

ヒグラシ・・・カナカナ 
アブラゼミ・・・ジリジリ(油の撥ねる音)
クマゼミ・・・シャシャシャ  
ミンミンゼミ・・・ミーンミーン

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by honnowa | 2012-08-13 23:59 | 自然
※2012年は20日になります。
(国立天文台トップページ > 暦計算室 > 暦要項 > 二十四節気および雑節 平成24年 (2012))


二十四節気
太陽の黄経が零度となり、太陽が真東から昇って真西に沈む日で、昼と夜の長さがほぼ等しくなる。


  春来てぞ人もとひける山里は花こそやどのあるじなりけれ  (拾遺集 藤原公任

春が来てはじめて人も訪れてくる山里は、ほかならぬこの花こそが、宿のあるじだったのだなあ。


≪参考図書≫

『ニッポンの二十四節気・七十二候 写真・和歌・前線図でめぐる72の季節』
  環境デザイン研究所・編  横井隆和・写真  誠文堂新光社  2008年1月25日発行

タイトルのとおり、二十四節気・七十二候に解説と、和歌と、前線図が添えられた、写真集とも言うべき本です。
写真を撮られた横井氏の肩書きは「印象派写真家」
光と繊細な色の美しい写真を、ぜひ本書で見ていただきたいです。
これから一年、本書に沿って二十四節気・七十二候を学んでいきたいと思います。


なお、日本気象協会で新しい二十四節気を作る計画もあるようです。
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3681/

「春分」(Wikipediaより)

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by honnowa | 2012-03-20 00:01 | 自然
七十二候(啓蟄・末候)


  ませに咲く花にむつれて飛ぶ蝶のうらやましくもはかなかりけり  (山家集 西行

垣根に咲いている花にまつわりつくように飛んでいる蝶々。美しくうらやましくもあるが、なんだかはかなくもあることよ。


「モンシロチョウ出現前線」
関東以西の温かい地方では、朝方の最低気温が四度ぐらいより高くなると現れはじめる。


≪参考図書≫

『ニッポンの二十四節気・七十二候 写真・和歌・前線図でめぐる72の季節』
  環境デザイン研究所・編  横井隆和・写真  誠文堂新光社  2008年1月25日発行

タイトルのとおり、二十四節気・七十二候に解説と、和歌と、前線図が添えられた、写真集とも言うべき本です。
写真を撮られた横井氏の肩書きは「印象派写真家」
光と繊細な色の美しい写真を、ぜひ本書で見ていただきたいです。
これから一年、本書に沿って二十四節気・七十二候を学んでいきたいと思います。


なお、日本気象協会で新しい二十四節気を作る計画もあるようです。
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3681/


≪言葉≫

化生(大辞林 第三版 (三省堂)より)

かせい [ 化生 ]( 名 ) スル
① 形を変えて生まれること。
② ある特定の器官に分化した生物の組織・細胞が再生や病理的変化に伴って著しく異なった形に変化すること。赤星病にかかったナシの葉での海綿組織から柵(さく)状組織への変化など。変質形成。

けしょう [ 化生 ]( 名 ) スル
① 仏 四生(ししよう)の一。母胎・卵・湿気などによらず,自分の力によって忽然(こつぜん)と生まれること。天人や地獄・中有の者の生まれ方。
② 仏 浄土教で,阿弥陀の浄土に成仏すること。
③ 生まれかわり。化身。
④ 化け物。


ませ [ 籬 ・間狭 ](大辞林 第三版 (三省堂)より)
① 竹・木などで作った,低く目のあらい垣。まがき。ませがき。 「朝顔の這ひまじれる-もみな散り乱れたるを /源野分」
② 劇場などの,枡(ます)席の仕切り。

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by honnowa | 2012-03-16 00:01 | 自然
七十二候(啓蟄・次候)


  春の苑紅にほう桃の花した照る路に出で立つ少女  (万葉集 大伴家持

春の庭園の紅色に照り映えている桃の花、その花の光によって、木陰の光り輝く道に立ち出る少女よ。まことに美しい春の庭園の眺めである。


「モモ開花前線図」


≪参考図書≫

『ニッポンの二十四節気・七十二候 写真・和歌・前線図でめぐる72の季節』
  環境デザイン研究所・編  横井隆和・写真  誠文堂新光社  2008年1月25日発行

タイトルのとおり、二十四節気・七十二候に解説と、和歌と、前線図が添えられた、写真集とも言うべき本です。
写真を撮られた横井氏の肩書きは「印象派写真家」
光と繊細な色の美しい写真を、ぜひ本書で見ていただきたいです。
これから一年、本書に沿って二十四節気・七十二候を学んでいきたいと思います。


なお、日本気象協会で新しい二十四節気を作る計画もあるようです。
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3681/


≪言葉≫

花風信(かしんふう)
「こよみのページ」様より 「【二十四番花信風】」

モモ(Wikipediaより)

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by honnowa | 2012-03-11 12:47 | 自然
※2012年は5日になります。
(国立天文台トップページ > 暦計算室 > 暦要項 > 二十四節気および雑節 平成24年 (2012))


二十四節気
冬の間、地中で巣篭もりしていた蟻や地虫、蛇や蛙などが、暖かくなりはじめ地上に出てくる。中国で古くは、虫は人を含む動物の総称であるとされ、長い冬ごもりから解放される喜びの時季である。またこの頃初雷がとどろくことが多く、それを「虫だしの雷」とも「蟄雷」などとも呼んだ。


  千早振るかみなりけらし土に巣に籠もる虫も今はいでよと  (六帖詠草 小沢蘆庵

地中に籠もっている虫たちよ。そろそろ地表に出ておいで、と春の雷が鳴っている。


≪参考図書≫

『ニッポンの二十四節気・七十二候 写真・和歌・前線図でめぐる72の季節』
  環境デザイン研究所・編  横井隆和・写真  誠文堂新光社  2008年1月25日発行

タイトルのとおり、二十四節気・七十二候に解説と、和歌と、前線図が添えられた、写真集とも言うべき本です。
写真を撮られた横井氏の肩書きは「印象派写真家」
光と繊細な色の美しい写真を、ぜひ本書で見ていただきたいです。
これから一年、本書に沿って二十四節気・七十二候を学んでいきたいと思います。


なお、日本気象協会で新しい二十四節気を作る計画もあるようです。
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3681/

「啓蟄」(Wikipediaより)


大辞林 第三版 (三省堂)より

けらし ( 連語 )
〔助動詞 「けり」 と助動詞 「らし」 との連語 「けるらし」 の転。一説に 「けり」 の形容詞的に活用したものとも。和歌に多く用いられるが,和歌以外でも感動的・情緒的文には用いられることがある〕
① 過去を回想しながら,ある状態を客観的立場から推量判断する。助詞「も」を伴って詠嘆的にも用いる。 「古の神の時より逢ひけらし今の心も常忘らえず /万3290」 「しのびて心かはせる人ぞありけらし /源帚木」 「恋せじとみたらし河にせしみそぎ神はうけずぞなりにけらしも /古今恋一」
② (近世文語で)「けり」に同じで,それをやや婉曲的に表現するのに用いる。 「漸(ようやく)雲門に入るこそ心もとなき導師の力なりけらし /笈の小文」

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by honnowa | 2012-03-06 23:59 | 自然