ニュートラルな気づき 


by honnowa
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夏に向かう


  水鳥が鳴くかまびすし朝に思う 賑やかな夏迎えつつあり    ほんのわ


水鳥のグワッグワッという鳴声を聞いていたら、なぜか騒がしい夏という言葉が浮かびました。
言葉の後で、ああそうか、夏は賑やかなんだと気づいた次第。
蛙、蝉、高校野球の応援、花火、盆踊り・・・

などと夜になって書いていると、牛蛙の声が猛然と聞こえてきます。
夜も更けたというのに、まだ窓を開けたままだった。
まあ、いいか。

  賑やかと思えば暑い夏さえも楽しいものに思えてくるもの    ほんのわ
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by honnowa | 2013-05-22 22:58 | 自然
展覧会は6つのコーナーで構成されていました。
そのコーナーごとに、取り上げられた古代都市の現在の様子と遺跡の様子が2分前後のビデオで紹介されていました。
2都市ずつなので各都市1分くらいの短いものです。

ニュースで見る現在の中国の都市の風景は主に北京や上海です。
東京を凌駕し、ニューヨークに匹敵するような壮麗な摩天楼の光景です。
しかし紹介ビデオを見ると、北京や上海に限らず、西安、南京、広洲、成都など他の都市も高層ビルが立ち並ぶ大都会でした。
中国の都市化は凄まじいものがあります。

予てから感じていたことですが、どうして国土があれほど大きいのに、ここまで都市に密集して生活しているのでしょう?
紹介ビデオでさらにその感を強くしたのですが、ちょうど聴講した関連講座のおかげで腑に落ちました。

講座の冒頭、スクリーンに映された地図を使い、中国の平野が実はさほど広くはないという説明がありました。
実際に地形図を見ると、中国の西半分は5000m越えの山地か砂漠で、人が気軽に住めるような環境ではありません。
また東半分もそのさらに半分は1000から3000mの高地ですから、残りの平野部に都市機能と人口が密集してしまうわけなのですね。

さて比較のためにインドを見ますと、世界の屋根ヒマラヤ山脈は中国とネパール、ブータンの国境にあり、エベレスト(標高8848m)を頂点とした山脈は、ネパールやブータンを越えてインドに入ると一気に海抜200mまでの平原となります。
インドもけして国土の中で平野が大きい面積を占めているわけではないのですが、残りの大部分は200mから2000mまでの高原で概ね平坦です。
これなら国の隅々まで満遍なく人が住めそうです。
十年後にはインドの人口が中国を抜くという予測もあるそうですが、地形図を見るとさもありなんづす。
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by honnowa | 2013-05-21 23:59 | 美術
名古屋市博物館で開催中の、日中国交正常化40周年《特別展》『中国王朝の至宝』展に行ってきました。

  公式サイト  http://china-ocho.jp/


展示構成は6つに分けられていて、それぞれ同時代の王朝対決、または都市対決という趣向です。
この見せ方はまるで東博みたいだなと思ったら、案の定東博監修の展覧会でした(笑)


その対決の第1章が、「王朝の曙 『蜀(しょく)』と『夏(か)・殷(いん)』」です。
私は蜀と言えば、三国志の三国時代の蜀しか知らなかったので、もっと古い時代にも立派な文明を持った国家があったことを、今回初めて知りました。

図録によると(P010)
この国家の存在が明らかになったのは、1986年に三星堆遺跡(さんせいたいいせき)で大量の遺跡が発見されたことによるものです。
三星堆遺跡が成都市(現在、四川省の省都)の北方約40kmの広漢市郊外だったのに対し、2001年には成都市の西部で金沙遺跡(きんさいせき)が発見されました。

展覧会の展示品や関連講座を聴講した限りでは、成都市のあたりは中国の他地域に比べ金鉱が多く、遺物には金細工が多いので、5k㎡もの大きさのリッチな遺跡が2001年まで見つからなかったのが不思議なくらいです。
砂漠に埋もれてしまったというならまだしも、成都市は三国時代には蜀の都だったわけですし、その後も町として続いていたのですから、ホメロスの『オデュッセイア』のように何かしらの文献や伝承はなかったのでしょうか。

ともかく今現在は大きく関心が持たれているようで、wikipediaの「成都市」に市徽(訳すと市章)として紹介されている図は、「金製太陽霊鳥文円板(きんせいたいようれいちょうもんえんばん)」(前12-前10世紀)で、展覧会では複製品が展字されていました。
図録には「中国文化遺産のロゴマーク」と紹介されていますが、成都市のHPのタイトルにも使われています。
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by honnowa | 2013-05-18 23:59 | 美術