ニュートラルな気づき 


by honnowa
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

<   2012年 08月 ( 6 )   > この月の画像一覧

七十二候(処暑・次候)


  ことごとに悲しかりけりむべしこそ秋の心を愁ひといいけれ  (千載集 藤原季通

季節の移り変わりは淋しく悲しいことであるが、とくに秋の季節は一層その思いが強いことである。


「秋の風」(P120~121)

・青北風(あおきた)西九州を主体とした地方でいわれ、初秋から仲秋に吹く涼しい風
・秋嵐  初秋から仲秋にかけて吹く強風。初嵐ともいう
・芋嵐(いもあらし)里芋の葉を揺らしながら吹く風
・荻の風  荻の葉に吹く秋の初風。「荻葉風」ともいう
・送南風(おくりまぜ)  「送」とは、盆の精霊を見送ること。盆東風(ぼんこち)の後に吹いてくる南風
・雁渡(かりわたし)  雁を乗せて、九、十月ごろ北方から吹いてくる冷たい季節風のこと。雨まじりで海上も荒れることがある
・黍嵐(きびあらし)  黍の穂に引きつける風
・秋声(しゅうせい)  木の葉が舞い散る音とともに吹く秋の風
・高西風(たかにし)  関西以西で十月ごろ急に吹きだす強い西風のこと。地方によって南西風や北西風をいうこともある。農村地帯では「籾(もみ)落とし」とも呼ばれ、稲作に被害をもたらす
・野分(のわき)  野の草を吹き分けながら吹く強風。「二百十日」「二百二十日」ごろを中心に吹き荒れる暴風。「野分の風」ともいう
・初秋風(はつあきかぜ)  秋到来を告げるように吹き、秋初めての風
・初嵐(はつあらし)  「初秋風」と「野分」の間に吹き荒れる強風
・やまじ  中国地方の言葉。岡山県久米(くめ)郡、山口県岩国市通津(つづ)で「二百十日」の東の台風、香川県小豆島では春一番の東風をいう
・鷹風(ようふう)  秋風に乗って天高く空を舞う鷹からつけられた秋風
・蓼風(りょうふう)  「蓼」はタデという草であるが、にがい、苦しい、多い、という意味があり、路傍のタデの花の群落をそよがす秋風をこう呼んだであろう
  
  
≪参考図書≫

『ニッポンの二十四節気・七十二候 写真・和歌・前線図でめぐる72の季節』
  環境デザイン研究所・編  横井隆和・写真  誠文堂新光社  2008年1月25日発行

タイトルのとおり、二十四節気・七十二候に解説と、和歌と、前線図が添えられた、写真集とも言うべき本です。
写真を撮られた横井氏の肩書きは「印象派写真家」
光と繊細な色の美しい写真を、ぜひ本書で見ていただきたいです。
これから一年、本書に沿って二十四節気・七十二候を学んでいきたいと思います。


なお、日本気象協会で新しい二十四節気を作る計画もあるようです。
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3681/


≪言葉≫

大辞林 第三版 (三省堂)より
しゅく(漢字)
【 粛 (肅) 】 シュク
① つつしむ。 「 粛啓 ・粛呈 ・自粛 」
② きびしくする。 「 粛正 ・粛清 」
③ おごそか。 「 粛粛 ・粛然 ・厳粛 ・静粛 」粛斑雪(大辞林 第三版 (三省堂)より)

新明解古語辞典 第二版(三省堂)より
むべ【宣】(副)「うべ」に同じ。
うべし【宣し】(副)《「し」は強意の助詞》「うべ」を強めていう語。なるほど、なるほど。
━こそ(連語)「うべし」をさらに強めたもの。いかにももっとも。=「うべこそ」

More
[PR]
by honnowa | 2012-08-28 23:59 | 自然

映画 「迎春花」

満映(満州映画協会)の映画です。



1942年の作品ですが、コメディタッチの青春ドラマです。
なかなかリッチで伸びやかな雰囲気で、戦争時代に作られたとは思えません。
当時の満州の風景や生活様式が興味深いです。
終盤、主人公たちがハルビンに出張し観光するのですが、ロシア正教の教会に大勢のロシア人が映ったお祭りの様子はかなり吃驚でした。
李香蘭さんが美しく、歌もとても素敵。

さてこの映画、冒頭スケートのシーンから始まります。
アイスホッケーのチームもあり、女性も参加しています。
スケートの場面は何度もあり、挙句は「スケートが滑れなければ満州ではモグリだ」という台詞まで出てきます。
身近なスポーツだったんですね。

満州でスケートと言えば、小塚崇彦選手のおじいさまのエピソードを思い出すのですが、身近だったから気軽に始められたとしても競技人口もそれなりに多そうで、その中でチャンピオンになられたのは大したものだと思いました。
[PR]
by honnowa | 2012-08-26 23:16 | パフォーマンス
七十二候(処暑・初候)


  かきねなる菊の着せ綿今朝見ればまだきさかりの花咲きにけり  (新撰和歌六帖 藤原信実

もう菊の花も咲き終わりだと思い、菊の花に面をかぶせてその香りを楽しもうと思ったが、今朝見れば、まだ菊の花は元気に咲いていたことである。


「ススキの穂前線図」

綿の萼(がく)のはじける季節と薄の穂が出はじめるころは、ほぼ同時期である。


≪参考図書≫

『ニッポンの二十四節気・七十二候 写真・和歌・前線図でめぐる72の季節』
  環境デザイン研究所・編  横井隆和・写真  誠文堂新光社  2008年1月25日発行

タイトルのとおり、二十四節気・七十二候に解説と、和歌と、前線図が添えられた、写真集とも言うべき本です。
写真を撮られた横井氏の肩書きは「印象派写真家」
光と繊細な色の美しい写真を、ぜひ本書で見ていただきたいです。
これから一年、本書に沿って二十四節気・七十二候を学んでいきたいと思います。


なお、日本気象協会で新しい二十四節気を作る計画もあるようです。
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3681/


≪関連≫

本書P118に、「日本古来から木綿があったように思われるが、文禄三(1594)年内藤如安が明の国から綿の種子を得て、大和の国に植えたのが諸国に広まったとされる」とあります。
とても興味深い話ですが、典拠を見つけられませんでした。
おいおい調べていこうと思います。

More
[PR]
by honnowa | 2012-08-24 23:59 | 自然
※2012年は23日になります。
(国立天文台トップページ > 暦計算室 > 暦要項 > 二十四節気および雑節 平成24年 (2012))


二十四節気
暑さが止むの意で、この頃から朝夕涼しくなり、めっきり秋らしくなるが、暑さのぶり返す日もある。


  秋の立つ昨日風は身にしみてけふは暑さに又かへりぬる  (六帖詠草 小沢蘆庵

昨日は秋が来たかと思うほど風が身にしみたが、今日はそんな昨日を忘れるほど暑さがぶり返した。


≪参考図書≫

『ニッポンの二十四節気・七十二候 写真・和歌・前線図でめぐる72の季節』
  環境デザイン研究所・編  横井隆和・写真  誠文堂新光社  2008年1月25日発行

タイトルのとおり、二十四節気・七十二候に解説と、和歌と、前線図が添えられた、写真集とも言うべき本です。
写真を撮られた横井氏の肩書きは「印象派写真家」
光と繊細な色の美しい写真を、ぜひ本書で見ていただきたいです。
これから一年、本書に沿って二十四節気・七十二候を学んでいきたいと思います。


なお、日本気象協会で新しい二十四節気を作る計画もあるようです。
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3681/

「処暑」(Wikipediaより)

More
[PR]
by honnowa | 2012-08-23 23:59 | 自然
七十二候(立秋・末候)


  秋霧のたちぬる時はくらぶ山おぼつかなくそ見えわたりける  (後撰集 紀貫之

秋の霧が立ちこめるときは、鞍馬山もぼんやりと見えているが、秋がそこまで来ていることはわかるものである。


「霧の多い街」


本書によると、

雲・・・空に浮かぶ
             / ̄ 春・・・霞
霧・・・地面に接する 
             \_ 秋・・・霧

と、同じ気象現象を呼び分けているそうです。

また霧が多いところは(年間霧発生日数)、
伊吹山(290日) 日光(143日) 軽井沢(139日)


≪参考図書≫

『ニッポンの二十四節気・七十二候 写真・和歌・前線図でめぐる72の季節』
  環境デザイン研究所・編  横井隆和・写真  誠文堂新光社  2008年1月25日発行

タイトルのとおり、二十四節気・七十二候に解説と、和歌と、前線図が添えられた、写真集とも言うべき本です。
写真を撮られた横井氏の肩書きは「印象派写真家」
光と繊細な色の美しい写真を、ぜひ本書で見ていただきたいです。
これから一年、本書に沿って二十四節気・七十二候を学んでいきたいと思います。


なお、日本気象協会で新しい二十四節気を作る計画もあるようです。
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3681/

More
[PR]
by honnowa | 2012-08-18 00:01 | 自然
七十二候(立秋・次候)


  聞くからに淋しかりけり涼風のわたる木末のひぐらしの声  (七十二候集解 上田秋成

涼風の吹き渡る木立の中で、ヒグラシが鳴いている。その声を聞くと一層秋の気配が淋しく感じることである。

「ヒグラシ鳴きはじめ線図」

「阿蘇や霧島のような高山では、六月のうちに鳴き始めるが、多くの地方では七月に入ってから鳴きはじめる。北の地方や山岳地帯では、朝方の最低気温が十八度前後より高くなるような季節になると鳴きはじめるが、気候の暖かい南の地方ではさらに気温が高くなり、二十一度以上の季節になって初めて鳴きはじめる」とあり、実際はどの蝉よりも早く鳴き始めるらしいのに、名古屋に住む私の印象でも他の蝉のピークが過ぎてから聞かれるような気がします。
ちなみに今(8月15日の午後)聞こえるのは圧倒的にアブラゼミ、そして時々ミンミンゼミがまじります。


「ヒグラシ」(Wikipediaより)


≪参考図書≫

『ニッポンの二十四節気・七十二候 写真・和歌・前線図でめぐる72の季節』
  環境デザイン研究所・編  横井隆和・写真  誠文堂新光社  2008年1月25日発行

タイトルのとおり、二十四節気・七十二候に解説と、和歌と、前線図が添えられた、写真集とも言うべき本です。
写真を撮られた横井氏の肩書きは「印象派写真家」
光と繊細な色の美しい写真を、ぜひ本書で見ていただきたいです。
これから一年、本書に沿って二十四節気・七十二候を学んでいきたいと思います。


なお、日本気象協会で新しい二十四節気を作る計画もあるようです。
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3681/


≪覚え≫

ヒグラシ・・・カナカナ 
アブラゼミ・・・ジリジリ(油の撥ねる音)
クマゼミ・・・シャシャシャ  
ミンミンゼミ・・・ミーンミーン

More
[PR]
by honnowa | 2012-08-13 23:59 | 自然