ニュートラルな気づき 


by honnowa
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<   2008年 07月 ( 31 )   > この月の画像一覧

昨日08/07/30の記事のつづきです。

『対決 巨匠たちの日本美術』で観ることができて嬉しかったのが、本阿弥光悦筆 俵屋宗達下絵の『鶴下絵三十六歌仙和歌巻』 (京都国立博物館 重要文化財)です。
以前、琳派の群鶴図について調べたとき、この絵巻のことを知り、観たいと思っていたのです。

金と銀の混ざり具合。
闊達な筆で描かれた鶴の群れは、天から舞い降り、次に地から舞い上がります。
その連続した描写は、映像のようにスムーズに流れてゆきます。
王朝絵巻を意識しただけあってなんとも優美です。
そして書の邪魔にならないよう、どこか控え目で、静寂な余韻を残します。
光悦の書もまた鶴図と絶妙なバランスで配され、主役でありながら、鶴図を引き立てる装飾のようでもあります。
この和歌巻は双方の王朝文化に対する敬愛が生み出したハーモニーなのです。

会場では全長13メートルある絵巻の半分ぐらいが広げられていたでしょうか。
図録では残念ながら冒頭のみの写真でした。
京都国立博物館で、20個に分割されていますが、全体の画像が公開されていますので、ご覧下さい。

  『京都国立博物館所蔵国宝重要文化財・名品 高精細画像 閲覧システム』様より
    『重要文化財 鶴図下絵和歌巻 江戸時代』

  

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  『若冲と江戸絵画』展より 気に入った作品18 』 (07/06/30)

  
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by honnowa | 2008-07-31 05:55 | 美術
7月27日は、『対決 巨匠たちの日本美術』 (東京国立博物館 平成館)に行ってきました。

c0100148_2015593.jpgc0100148_20152024.jpg

















美術魂?を煽るような、インパクトあるテーマ。
そしてテーマに負けない、ビッグネームばかりが揃った展覧会でした。
これほどわくわくして展覧会に行くのも久しぶりです。

総勢24名の巨匠による110対決。
会場では解説を端折り、作品を観ることに専念したので、どうしてこの2人の対決?と思うものもあったのですが、それはいずれ図録をゆっくり読んで勉強しようと思います。
対決を忘れるくらいにいい作品ばかりだったので、企画意図を無視して?じっくり一つひとつの作品に見入ってしまいました。

チラシには「くらべてみるとみえてくる」とあります。
なるほどそのとおり、わたしにも見えてくるものはありました。
わたしに見えたものは、それぞれの作家の背負っているものとか資質といったものです。
家や時代の期待を背負った絵師、絵筆を走らせることに夢中になるタイプの絵師、人に見せるということが常に念頭にある絵師、絵と詩が同居する絵師、どうしても自我が出てしまうタイプの絵師などなど、24名の見比べの中でそんなものが見えてきました。
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by honnowa | 2008-07-30 05:58 | 美術
先日、Nさんより20日の記事について、「ミュシャはポーランドかチェコの国の人だよね」と訊かれました。
むむむ・・・ 
急に訊かれると・・・
それに20日の記事は、ミュシャについてわざわざ調べて書いたわけではないし・・・
展覧会を観たことはあるので、笑ってごまかしながら?、必死に記憶を呼び起こしました。
パリで活躍したことと、晩年は油絵を描くようになったことくらいしか思い出せません。
こんなもんなんです、わたしの頭は。
パソコンのようにメモリを増強したいです。

帰宅後、図録を確かめると、観たのは『没後50年記念 アール・ヌーヴォーの華 アルフォンス・ミュシャ展』 (1989年 岐阜県立美術館)でした。
図録に目を通す時間がないので、てっとり早くWikipedia で確認です。

  フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より 『アルフォンス・ミュシャ』

c0100148_1971438.jpgはい、Nさんのおっしゃられるとおり、チェコの人でした。

さてWikipedia の中で興味深かったのが、『日本との関係』という項目です。
藤島武二のことが載ってますね。
藤島武二の絵は『誌上のユートピア』展のチラシにも使われていますが (08/07/20の記事参照)、この油彩や名前を聞いても思い当たらない方も、左画像のような絵は観たことがあるのではないでしょうか。
こちらは、『みだれ髪』 (与謝野晶子 角川文庫)のカバーです。

そしてもう1つ初めて知ったのが、ミュシャの有力なコレクションの1つが日本にあるということでした。

  『財団法人 堺市文化振興財団』様 > 施設一覧 > 堺市立文化館(基本情報) > 
    『アルフォンス・ミュシャ館』


文化交流の勲章を授与されるほどのコレクターというのがすごいですね。
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by honnowa | 2008-07-29 06:40 | 美術
08/7/24の記事のつづきです。

島田湿地の見学が早く終わったので、帰りに牧野ヶ池緑地に寄り道しました。

牧野ヶ池緑地は愛知県の都市公園です。

  『財団法人愛知県都市整備協会』様 > 公園トップページ > 『牧野ヶ池緑地』

c0100148_23433977.jpgカクレミノです。
花が咲いていました。















c0100148_23523329.jpgクサギの花です。
















c0100148_23563111.jpgヤマノイモです。
これは雄花です。
花の雌雄の見分け方は、『検索入門 野草図鑑① つる植物の巻』 (保育社)によると、

雄花・・・直立。
     
雌花・・・垂れ下がる。
     花の下に緑色の子房(下位子房)がつく。
      花被よりも下の子房のほうが大きい。

Ha緑地にもヤマノイモは多く見るのですが、花は見た覚えがありません。
ここ牧野ヶ池緑地にもたくさん生えていたのですが、花が咲いていたのはわずかでした。


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  『7月21日 研修会 島田湿地 1』 (08/07/22)

  『7月21日 研修会 島田湿地 2 トンボ』 (08/07/23)

  『7月21日 研修会 島田湿地 3 花』 (08/07/24)
  
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by honnowa | 2008-07-28 06:57 | 自然

六義園で一息

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昨日は古事記の講義を午後五時まで受けたあと、六義園(りくぎえん)という所を訪れました。
五代将軍徳川綱吉の側用人柳沢吉保が作った庭園です。
景色を眺めながら、園内の茶屋でお抹茶をいただきました。
お菓子の銘は「花火」だそうです。
ちょうど本当の花火の音が聞こえてきたのですが、あれは隅田川の花火だったのでしょうか。

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by honnowa | 2008-07-27 07:40 | 自然

本日も古事記の勉強です

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3日間でこれだけの本+プリント。
全部でなく、一部分ですけどね。
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by honnowa | 2008-07-26 07:35 |

古事記の勉強中

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昨日から古事記の講義を受けています。
この物語をどう受けとめればよいのやら。
ギリシャ神話のように物語として楽しむわけにはいきません。
律令国家を作るほどの人々の知性や教養と、神話的おおらかさに隔たりがありすぎです。
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by honnowa | 2008-07-25 13:15 |
昨日08/07/23の記事のつづきです。

今日は島田湿地で観たお花を紹介しましょう。

c0100148_2265192.jpgノリウツギです。
植物の図鑑1冊、植物のサイトを幾つか、和紙のサイトも幾つか見ましたが、次のように紹介しているサイトがありました。

北海道から九州にかけて分布しているユキノシタ科アジサイ属の落葉低木で、高さ3、4メートルになる。別名をノリギ、ノリノキ、キネリなどといい、漢字では「糊空木」と書く。枝が空洞になっていて、水に漬けると外皮の下にある軟らかな内皮から粘液が出る。その粘液を和紙づくりに使ったことから、ノリウツギとなった。

載っていたのはこちらのサイトです。
  『宮崎県』様より > みやざきの味と花101 > 『82 ノリウツギ』

c0100148_22204766.jpgこちらは湿地のなかでちょうど満開でした。
アギナシです。
花は雄花です。
下の方に、花弁の散った雌花が見えます。

よく似た植物にオモダカがあります。











c0100148_22421672.jpgシラタマホシクサの蕾です。
大きさはマッチ棒くらいの太さです。















c0100148_22522456.jpgミミカキグサの群生です。
?の方、ごめんなさい。
これでもわたしのケータイカメラではよく撮れたほうなんです。
なにしろ小さくて。
名前のとおりに耳掻きサイズです。
なんとなく黄色いドットがわかりますでしょうか。
これが花です。










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  『7月21日 研修会 島田湿地 1』 (08/07/22)

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by honnowa | 2008-07-24 07:10 | 自然
昨日08/07/22の記事のつづきです。

昨日お伝えしたとおり、日本で1番小さく、世界でも最小クラスのハッチョウトンボを観ることがでしました。
しかも、わたしのケータイカメラでもしっかり写真が撮れるくらいに間近に留まってました。

c0100148_19261868.jpgc0100148_19263398.jpg















左が雄で、右が雌です。
アップで撮ると普通のトンボですが、全長はたった1円玉くらいです。
大勢の人に囲まれても、飛び立とうとしません。
まるで「私を撮って」と言わんばかりで、よい被写体でした。
でも念のため詳しいサイトを見ましたら、理由がわかりました。
あまりの小ささに、他の生物の餌になってしまうのです。
クモ、カエル、同じ仲間のトンボ、そして食虫植物の(普通サイズの)モウセンゴケ等々。
どうも飛び立つときの方が危険なようです。
縄張り意識も強いようで、ポツンと離れた場所に立っている草や棒の先にじっとしているのは、そのほうが安全なのでしょう。
こちらのサイトがとても詳しく紹介していました。
ぜひご参考に。

  『Nature Photo』様 > INSECT WORLD > 『ハッチョウトンボ』  
(http://hatty.cside.com/asahihome/newhattyou/newhattyou.files/frame.htm)  

他にも、玉虫色に輝くチョウトンボ、真っ赤なショウジョウトンボ、墨色が涼しげなハグロトンボがいました。
どれも美しいトンボです。
リンク先は『トンボの素顔』様です。
リンクフリーのお言葉に甘えて、張らせて頂きました。


《関連記事》

  『7月21日 研修会 島田湿地 1』 (08/07/22)
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by honnowa | 2008-07-23 05:26 | 自然
昨日21日はHa愛護会の研修で、島田湿地と牧野ヶ池緑地を訪れました。

c0100148_17344523.jpg島田湿地は、住宅街の中の長方形に区画された土地です。
パンフレットをみますと、

  名古屋市ではこの島田湿地を「島田緑地」(ビオトープ公園)として整備し、市民活動団体「白玉星草と八丁トンボを守る島田湿地の会」と協働で湿地の維持管理を行なっています。

ということでした。

ビオトープ公園というのは、この湿地の様子をよく表わしていると思います。
島田は元々は湿原と呼べるほどの規模だったそうですが、昭和50年代の宅地開発で、1/3に縮小、湿地の中心部も埋められたそうです。(現在は緑地の中の広場になっています)
わずかに残された沢や溜池を、湿地として手入れしているのです。
箱庭的ともいえる湿地ですが、歩道のすぐ側に湿地特有の植物が種類ごとにまとまって生えているので、とても観察しやすかったです。
念願のハッチョウトンボもバッチリ観ることができました。
かわいかった~

c0100148_1858455.jpg湿地の中では、サワギキョウがたくさん生えていてKさんが興奮?されてました。
花はこれからです。
シラタマホシクサも蕾がでていましたし、シラタマホシクサの白とサワギキョウの紫が一面に咲いたら、綺麗でしょうね。
また行きたくなりました。

「島田湿地の会」の皆さん、お世話になりました。
どうもありがとうございました。

湿地で観察したものは明日からの記事で紹介します。
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by honnowa | 2008-07-22 06:32 | 自然