ニュートラルな気づき 


by honnowa
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カテゴリ:文化と歴史( 44 )

中秋の名月

今日は中秋の名月。
今年は天候不順がちなのに、今日は月がよく見えます。

  名月や池をめぐりて夜もすがら   芭蕉

こんな風流な晩を過ごしたいところですが、明日は朝から出勤ぎりぎりまで全米オープンを視なくては  066.gif
なので早めに寝ます。

  黄色いボールめざせ優勝   ほんのわ

月並みですが・・・  
  
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by honnowa | 2014-09-08 23:09 | 文化と歴史

三ヶ日

『新改訂版 俳諧歳時記 冬・新年』(新潮社編) P204~P205

三ヶ日  

一月の元日二日三日の



元日の朝である。「歳旦」「大旦」も同じである。夜のほのぼのと明け初める頃から、初日の昇る年頭第一日の朝のすがすがしい感じには、格別の気分がある。

・大旦むかし吹きにし松の風  鬼貫
・歳旦の一荷の水をかぶりけり  志田素琴
・元朝の聖歌を献ず国津神  臼田亜浪
・雪中の人声よりぞ大旦  村山葵郷
・元朝の吹かれては寄る雀二羽  加藤知世子
・元朝の凍ての極みの墨を磨る  中島斌雄
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by honnowa | 2013-01-03 23:59 | 文化と歴史

雪の果

今日の寒かったこと(最高気温8.3℃)
今朝は、この冬の最後の(とはまだ言い切れませんが、願わくは)雪が降りました。
TVの気象情報によると、「雪の果(はて)」と言うそうです。


『新改訂版 俳諧歳時記 春』(新潮社編) P47

雪の果   名残の雪 忘れ雪

春になって最後に降る雪をいう。実質的には春の雪と変わりはないが、もうこれが雪の終りだという気持ちの籠もった用い方である。古来涅槃の頃に降る雪といわれているが、それは旧暦時代のことで、今では三月の終りに雪の降ることも珍しくない。

・発心(ほっしん)の小机作る雪の果  石田破郷
・うぐひすの鳴くに二度寝やわすれ雪  木津柳芽

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by honnowa | 2012-03-12 23:11 | 文化と歴史

三日

『新改訂版 俳諧歳時記 冬・新年』(新潮社編) P205

三日   

一月三日である。句に詠んだ場合、二日と三日はどうちがうか。その区別は明確に分かちにくいが、楽しい正月三ヶ日の終るところに格別な気分もあるのであろう。

・三日晴れ日輪海の空をわたる  水原秋桜子
・酒少し剰(あま)し三日も過ぎてけり  石塚友二
・夜咄(よばなし)に三日の酒のはてしなし  石田波郷


私は4日から仕事が始まるので、残念ながら明確な区別があります。
いつもの牛乳とコーヒーがちょうど切れるので、近所のお店は今日はあいてるかしら?とか、些細な日常に向かう準備が始まります。

明日四日そろそろ洗濯始めよか  ほんのわ
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by honnowa | 2012-01-03 10:10 | 文化と歴史

二日

『新改訂版 俳諧歳時記 冬・新年』(新潮社編) P205

二日   

一月二日である。初荷、初風呂などの日である。元日の静けさに比べて町も人手が多く賑やかになって、いかにも正月らしい晴れ晴れしい気分が漂うようになる。

・乾ききる二日の庭の木々の肌  長谷川浪々子
・掌(て)の中の茶碗二日の日闌(た)けたり  河合未光
・日の落ちて二日全き富士浮かぶ  依田由基人
・二日はや客もてなしの厨(くりや)ごと  加藤丈青


へぇ~
初風呂の日だったのか。
私は子供のころから、初風呂は元日の朝から昼に入ります。
昨日ものんびり昼風呂でした。

私にとっての「二日」は、皇居で行なわれる新年一般参賀と箱根駅伝です。
どちらもTVでしか見たことはありませんが。







・大旦むかし吹きにし松の風  鬼貫
・歳旦の一荷の水をかぶりけり  志田素琴
・元朝の聖歌を献ず国津神  臼田亜浪
・雪中の人声よりぞ大旦  村山葵郷
・元朝の吹かれては寄る雀二羽  加藤知世子
・元朝の凍ての極みの墨を磨る  中島斌雄
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by honnowa | 2012-01-02 10:50 | 文化と歴史

元旦

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

  元旦や今日だけ諫める我が心  ほんのわ

毎日こういう課題をこなしてこういう生活を送ろうと思うことを今朝から実行しておりますが、果たしていつまで続くことやら・・・
まあ、休暇の間だけでも。


『新改訂版 俳諧歳時記 冬・新年』(新潮社編) P204~P205

元旦   歳旦 大旦(おおあした) 元朝

元日の朝である。「歳旦」「大旦」も同じである。夜のほのぼのと明け初める頃から、初日の昇る年頭第一日の朝のすがすがしい感じには、格別の気分がある。

・大旦むかし吹きにし松の風  鬼貫
・歳旦の一荷の水をかぶりけり  志田素琴
・元朝の聖歌を献ず国津神  臼田亜浪
・雪中の人声よりぞ大旦  村山葵郷
・元朝の吹かれては寄る雀二羽  加藤知世子
・元朝の凍ての極みの墨を磨る  中島斌雄
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by honnowa | 2012-01-01 09:43 | 文化と歴史

年越蕎麦

2011年もあと僅かです。
私個人はいつもの如く何もない平穏な一年でしたが、日本にはいろいろなことがありすぎました。
もう少ししたら年越し蕎麦を食べようと思います。
「細く長く健康に」過ごすために。
「今年一年の災厄を断ち切る」ために。

  神妙な気持ちですする今年の蕎麦    ほんのわ


『新改訂版 俳諧歳時記 冬・新年』(新潮社編) P127より

晦日蕎麦(みそかそば)  年越蕎麦 つごもり蕎麦

大晦日の夜、蕎麦を食べる習慣がある。細く長くの縁起から来ているという。家の内外を片づけ終って、一家揃って蕎麦をすするのはたのしい。

・みそか蕎麦財薄ければ家安し  菅裸馬
・妻とゐて悔すゝるごと晦日蕎麦  猪狩哲郎


<<参考サイト>>

 「そばの散歩道」様 > 麺類雑学辞典 > 年越しそば

Wikipediaより 「年越し蕎麦」 
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by honnowa | 2011-12-31 21:16 | 文化と歴史

寒露

Wikipediaによると、寒露(かんろ)は二十四節気の第17で、「露が冷気によって凍りそうになるころ。雁などの冬鳥が渡ってきて、菊が咲き始め、蟋蟀(こおろぎ)などが鳴き止むころ」と説明されています。

さらに細かく分類した七十二候によると、末候が「蟋蟀在戸(きりぎりす とにあり):蟋蟀が戸の辺りで鳴く」とあります。
今年の寒露は10月9日から23日までなので、末候はだいたい20日前後となります。

「蟋蟀が戸の辺りで鳴く」という説明に、最初は不思議に思いました。
蟋蟀が鳴くのは草群でしょう。
しばらくして、「ああ、寒さも厳しくなり草も枯れてきたのだな」と気づき、さらにようやく蟋蟀も人恋しいのかと至りました。
いえいえ、蟋蟀が寂しいはずはない。
過ごしやすい温度と環境を求めて生理的に場所を移動しているに過ぎません。
蟋蟀を観ている人の寂しさ、人恋しさを投影しているのです。

百人一首の91番に、次の歌があります。
『新版 百人一首』(訳注:島津忠夫 角川ソフィア文庫)より

  きりぎりすなくや霜夜のさ莚(むしろ)に衣かたしきひとりかもねん    後京極摂政太政大臣

現代語訳  
こおろぎが床近く鳴いている霜夜の寒いむしろの上で私は自分の衣だけを片敷いて、たったひとりで寝るのであろうか。わびしいことだなあ。


≪参考サイト≫

「三省堂ワードワイズ・ウェブ」より 「【季節のことば】寒露」

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by honnowa | 2011-10-09 00:01 | 文化と歴史
連休の夜、無理して早く寝る必要もなく、寝る気もなく、かといってブログを書いたり、読書ができるほど、心身のエネルギーはない、そんな時にネットで気楽に映画が楽しめる時代、便利な世の中です。


※インストールしなくても観られますよ。登録等も何も必要ありません。


美しいもの。
少年の純粋な気持ち。
好きなこと、好きな仲間を大切に思う気持ち。
大切なことを長く育む気持ち。
歌舞伎の所作の美しさ。
伊那谷の風景。

主人公半次の気持ちになって。
  雪夫君の踊る姿が我が胸に収まってからずっと共に   (ほんのわ)


物語のモデルとなった大鹿村のHPをのぞいてみたのですが、立派な舞台や衣装の画像に驚きました。
映画のセットでなく、昔実際に作られ、現在も使われているようです。
地方のこうした伝統や祭祀を残すのは大変な苦労だろうと思います。

「大鹿村」(公式サイト)

現在、TOPページには「大鹿村騒動記」のロケ地巡りが案内されています。
こちらをみると、この夏亡くなられた俳優原田芳雄さんの遺作でした。
確か無くなられる直前に、もう歩けない状態なのに試写会に来られ、声が出ないので共演の石橋蓮司さんがメッセージを代読されていた様子がニュースになっていましたが、この大鹿歌舞伎を取り上げた映画だったのですね。

「大鹿村騒動記」(公式サイト)

MSN産経ニュースより
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110712/ent11071206250002-n1.htm

観に行こうかな。
あの美しい里山の風景を大画面でも観てみたい。


≪参考サイト≫

Wikipediaより 「Beauty うつくしいもの」
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by honnowa | 2011-10-08 23:13 | 文化と歴史

二百十日

『新改訂版 俳諧歳時記 秋』(新潮社編) P22~23より

立春から二百十日目。九月一日か二日に当たる。この頃は南太平洋に発生した颱風が本土を通過するため暴風雨となり、花をつけた稲が被害を受けることが多く農家の最も恐れる日である。「厄日」ともいう。「二百十日前」「厄日前」また「厄日過」などの用い方もある。厄日前後の変わり易い天候と平穏を祈る気持ちが籠っている。

・内海や二百十日の釣小船  正岡子規
・瑠璃色のおほぞらのこし厄日去る  渋沢渋亭
・青杉の穂に在る二百十日の日  管裸馬
・古沼に靄の重たき厄日かな  三谷いちろ


Wikipediaより 「二百十日」

今年の二百十日は9月1日です。
Wikiに紹介されていたので、夏目漱石の「二百十日」を読んでみました。

青空文庫より 「二百十日」(夏目漱石)

この小説のなかでは9月2日が二百十日にあたります。
二人の男のほぼ会話だけの物語もしくは戯曲。
どう楽しめばよいのか、ノリがイマイチよくわからないのですが、最後は碌(ろく)さんがうまくまるめこまれてオチなのか、上手くかわしてまだ延々このやりとりが続くのか。


他にも見つけた二百十日の句

・大仏に二百十日もなかりけり  正岡子規
・風少し 鳴らして二百十日かな  尾崎紅葉
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by honnowa | 2011-09-01 00:01 | 文化と歴史