ニュートラルな気づき 


by honnowa
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カテゴリ:自然( 174 )

夏に向かう


  水鳥が鳴くかまびすし朝に思う 賑やかな夏迎えつつあり    ほんのわ


水鳥のグワッグワッという鳴声を聞いていたら、なぜか騒がしい夏という言葉が浮かびました。
言葉の後で、ああそうか、夏は賑やかなんだと気づいた次第。
蛙、蝉、高校野球の応援、花火、盆踊り・・・

などと夜になって書いていると、牛蛙の声が猛然と聞こえてきます。
夜も更けたというのに、まだ窓を開けたままだった。
まあ、いいか。

  賑やかと思えば暑い夏さえも楽しいものに思えてくるもの    ほんのわ
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by honnowa | 2013-05-22 22:58 | 自然
七十二候(処暑・次候)


  ことごとに悲しかりけりむべしこそ秋の心を愁ひといいけれ  (千載集 藤原季通

季節の移り変わりは淋しく悲しいことであるが、とくに秋の季節は一層その思いが強いことである。


「秋の風」(P120~121)

・青北風(あおきた)西九州を主体とした地方でいわれ、初秋から仲秋に吹く涼しい風
・秋嵐  初秋から仲秋にかけて吹く強風。初嵐ともいう
・芋嵐(いもあらし)里芋の葉を揺らしながら吹く風
・荻の風  荻の葉に吹く秋の初風。「荻葉風」ともいう
・送南風(おくりまぜ)  「送」とは、盆の精霊を見送ること。盆東風(ぼんこち)の後に吹いてくる南風
・雁渡(かりわたし)  雁を乗せて、九、十月ごろ北方から吹いてくる冷たい季節風のこと。雨まじりで海上も荒れることがある
・黍嵐(きびあらし)  黍の穂に引きつける風
・秋声(しゅうせい)  木の葉が舞い散る音とともに吹く秋の風
・高西風(たかにし)  関西以西で十月ごろ急に吹きだす強い西風のこと。地方によって南西風や北西風をいうこともある。農村地帯では「籾(もみ)落とし」とも呼ばれ、稲作に被害をもたらす
・野分(のわき)  野の草を吹き分けながら吹く強風。「二百十日」「二百二十日」ごろを中心に吹き荒れる暴風。「野分の風」ともいう
・初秋風(はつあきかぜ)  秋到来を告げるように吹き、秋初めての風
・初嵐(はつあらし)  「初秋風」と「野分」の間に吹き荒れる強風
・やまじ  中国地方の言葉。岡山県久米(くめ)郡、山口県岩国市通津(つづ)で「二百十日」の東の台風、香川県小豆島では春一番の東風をいう
・鷹風(ようふう)  秋風に乗って天高く空を舞う鷹からつけられた秋風
・蓼風(りょうふう)  「蓼」はタデという草であるが、にがい、苦しい、多い、という意味があり、路傍のタデの花の群落をそよがす秋風をこう呼んだであろう
  
  
≪参考図書≫

『ニッポンの二十四節気・七十二候 写真・和歌・前線図でめぐる72の季節』
  環境デザイン研究所・編  横井隆和・写真  誠文堂新光社  2008年1月25日発行

タイトルのとおり、二十四節気・七十二候に解説と、和歌と、前線図が添えられた、写真集とも言うべき本です。
写真を撮られた横井氏の肩書きは「印象派写真家」
光と繊細な色の美しい写真を、ぜひ本書で見ていただきたいです。
これから一年、本書に沿って二十四節気・七十二候を学んでいきたいと思います。


なお、日本気象協会で新しい二十四節気を作る計画もあるようです。
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3681/


≪言葉≫

大辞林 第三版 (三省堂)より
しゅく(漢字)
【 粛 (肅) 】 シュク
① つつしむ。 「 粛啓 ・粛呈 ・自粛 」
② きびしくする。 「 粛正 ・粛清 」
③ おごそか。 「 粛粛 ・粛然 ・厳粛 ・静粛 」粛斑雪(大辞林 第三版 (三省堂)より)

新明解古語辞典 第二版(三省堂)より
むべ【宣】(副)「うべ」に同じ。
うべし【宣し】(副)《「し」は強意の助詞》「うべ」を強めていう語。なるほど、なるほど。
━こそ(連語)「うべし」をさらに強めたもの。いかにももっとも。=「うべこそ」

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by honnowa | 2012-08-28 23:59 | 自然
七十二候(処暑・初候)


  かきねなる菊の着せ綿今朝見ればまだきさかりの花咲きにけり  (新撰和歌六帖 藤原信実

もう菊の花も咲き終わりだと思い、菊の花に面をかぶせてその香りを楽しもうと思ったが、今朝見れば、まだ菊の花は元気に咲いていたことである。


「ススキの穂前線図」

綿の萼(がく)のはじける季節と薄の穂が出はじめるころは、ほぼ同時期である。


≪参考図書≫

『ニッポンの二十四節気・七十二候 写真・和歌・前線図でめぐる72の季節』
  環境デザイン研究所・編  横井隆和・写真  誠文堂新光社  2008年1月25日発行

タイトルのとおり、二十四節気・七十二候に解説と、和歌と、前線図が添えられた、写真集とも言うべき本です。
写真を撮られた横井氏の肩書きは「印象派写真家」
光と繊細な色の美しい写真を、ぜひ本書で見ていただきたいです。
これから一年、本書に沿って二十四節気・七十二候を学んでいきたいと思います。


なお、日本気象協会で新しい二十四節気を作る計画もあるようです。
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3681/


≪関連≫

本書P118に、「日本古来から木綿があったように思われるが、文禄三(1594)年内藤如安が明の国から綿の種子を得て、大和の国に植えたのが諸国に広まったとされる」とあります。
とても興味深い話ですが、典拠を見つけられませんでした。
おいおい調べていこうと思います。

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by honnowa | 2012-08-24 23:59 | 自然
※2012年は23日になります。
(国立天文台トップページ > 暦計算室 > 暦要項 > 二十四節気および雑節 平成24年 (2012))


二十四節気
暑さが止むの意で、この頃から朝夕涼しくなり、めっきり秋らしくなるが、暑さのぶり返す日もある。


  秋の立つ昨日風は身にしみてけふは暑さに又かへりぬる  (六帖詠草 小沢蘆庵

昨日は秋が来たかと思うほど風が身にしみたが、今日はそんな昨日を忘れるほど暑さがぶり返した。


≪参考図書≫

『ニッポンの二十四節気・七十二候 写真・和歌・前線図でめぐる72の季節』
  環境デザイン研究所・編  横井隆和・写真  誠文堂新光社  2008年1月25日発行

タイトルのとおり、二十四節気・七十二候に解説と、和歌と、前線図が添えられた、写真集とも言うべき本です。
写真を撮られた横井氏の肩書きは「印象派写真家」
光と繊細な色の美しい写真を、ぜひ本書で見ていただきたいです。
これから一年、本書に沿って二十四節気・七十二候を学んでいきたいと思います。


なお、日本気象協会で新しい二十四節気を作る計画もあるようです。
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3681/

「処暑」(Wikipediaより)

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by honnowa | 2012-08-23 23:59 | 自然
七十二候(立秋・末候)


  秋霧のたちぬる時はくらぶ山おぼつかなくそ見えわたりける  (後撰集 紀貫之

秋の霧が立ちこめるときは、鞍馬山もぼんやりと見えているが、秋がそこまで来ていることはわかるものである。


「霧の多い街」


本書によると、

雲・・・空に浮かぶ
             / ̄ 春・・・霞
霧・・・地面に接する 
             \_ 秋・・・霧

と、同じ気象現象を呼び分けているそうです。

また霧が多いところは(年間霧発生日数)、
伊吹山(290日) 日光(143日) 軽井沢(139日)


≪参考図書≫

『ニッポンの二十四節気・七十二候 写真・和歌・前線図でめぐる72の季節』
  環境デザイン研究所・編  横井隆和・写真  誠文堂新光社  2008年1月25日発行

タイトルのとおり、二十四節気・七十二候に解説と、和歌と、前線図が添えられた、写真集とも言うべき本です。
写真を撮られた横井氏の肩書きは「印象派写真家」
光と繊細な色の美しい写真を、ぜひ本書で見ていただきたいです。
これから一年、本書に沿って二十四節気・七十二候を学んでいきたいと思います。


なお、日本気象協会で新しい二十四節気を作る計画もあるようです。
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3681/

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by honnowa | 2012-08-18 00:01 | 自然
七十二候(立秋・次候)


  聞くからに淋しかりけり涼風のわたる木末のひぐらしの声  (七十二候集解 上田秋成

涼風の吹き渡る木立の中で、ヒグラシが鳴いている。その声を聞くと一層秋の気配が淋しく感じることである。

「ヒグラシ鳴きはじめ線図」

「阿蘇や霧島のような高山では、六月のうちに鳴き始めるが、多くの地方では七月に入ってから鳴きはじめる。北の地方や山岳地帯では、朝方の最低気温が十八度前後より高くなるような季節になると鳴きはじめるが、気候の暖かい南の地方ではさらに気温が高くなり、二十一度以上の季節になって初めて鳴きはじめる」とあり、実際はどの蝉よりも早く鳴き始めるらしいのに、名古屋に住む私の印象でも他の蝉のピークが過ぎてから聞かれるような気がします。
ちなみに今(8月15日の午後)聞こえるのは圧倒的にアブラゼミ、そして時々ミンミンゼミがまじります。


「ヒグラシ」(Wikipediaより)


≪参考図書≫

『ニッポンの二十四節気・七十二候 写真・和歌・前線図でめぐる72の季節』
  環境デザイン研究所・編  横井隆和・写真  誠文堂新光社  2008年1月25日発行

タイトルのとおり、二十四節気・七十二候に解説と、和歌と、前線図が添えられた、写真集とも言うべき本です。
写真を撮られた横井氏の肩書きは「印象派写真家」
光と繊細な色の美しい写真を、ぜひ本書で見ていただきたいです。
これから一年、本書に沿って二十四節気・七十二候を学んでいきたいと思います。


なお、日本気象協会で新しい二十四節気を作る計画もあるようです。
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3681/


≪覚え≫

ヒグラシ・・・カナカナ 
アブラゼミ・・・ジリジリ(油の撥ねる音)
クマゼミ・・・シャシャシャ  
ミンミンゼミ・・・ミーンミーン

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by honnowa | 2012-08-13 23:59 | 自然

金環日食 復習

皆様、今朝の金環日食いかがでしたでしょうか。
私は朝5時に起き、身支度を半分整え、TVのニュースをつけ、パソコンを立ち上げて、ユーストリームの栃木県からのLIVEと名古屋市科学館のLIVEを画面に並べ、6時20分頃から10分おきに日食メガネで観察し、『Newton 臨時増刊 金環日食2012』の「日食観察の記録」のページに記入しつつ、写真を撮ったり、画面を確認したり、TVを見たり、お茶を飲んだり、部屋のゴミを集めたり、化粧の続きをしたりと、いやぁ、慌しくも楽しかったよ~
面白い写真も撮れましたのでお披露目しつつ、記録を残しておきます。


名古屋の日食は6:17:57に始まり、最大が7:31:35、終わりが8:57:17でした。

日食が始まってすぐではよくわからないだろうと、6時21分に見たのですが、わずか3分で右上が欠けているのがはっきりわかりました。

6時50分、7時03分と雲が重なったのですが、その後は晴れ、順調に観察できました。

7時21分、ピーク真直になると、景色に曇りとも明け方とも異なる不思議な薄暗さが掛かりました。
さてここからいろいろな物の影の写真を撮ってみました。

c0100148_22564587.jpgc0100148_22571054.jpg


穴あきフライ返しは、穴がやや大きかったようで、この時点では影に変化なし。

ではもう少し穴の小さな落し蓋で (7時25分ごろ)
c0100148_2344574.jpg


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穴が三日月になってる~

調子に乗って、四角い穴のザルはどうよ (7時26分ごろ)
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c0100148_23103116.jpgc0100148_23105071.jpg


あら、きれい。

ちょうど金環日食の真っ最中では (7時32分)
c0100148_23143727.jpg


穴あき落し蓋の穴の中央にベンツマークが。
この写真ではわかりづらいですが、肉眼では、外輪の内側に内輪が見えました。

四角い穴のザル。
c0100148_23182298.jpg


こちらは逆に肉眼ではわからなかったのですが、写真で見ると輪が繋がって、ちょうど太陽と同じ状態に。

大き目の穴のフライ返しもこの時は (7時33分)
c0100148_23213420.jpgc0100148_23231857.jpg


内側に微かな陰影が。

太陽のほうは7時34分には早くも輪でなくなり、みるみる三日月形が太くなってゆきました。

さて出勤のため8時過ぎに家を出て、近所の桜です。
c0100148_23292211.jpg



木漏れ日は果たして (8時8分)
c0100148_23313558.jpgc0100148_23315541.jpg


微妙ですが、でもなんとなく三日月というか蝙蝠形というか。


自分でも簡単に写真が取れて、満足でした。
でもふと思う。
普段はどんな形なんでしょう。
日食に関係なく、角度でこのように見えるんじゃなかろうか?
明朝確かめないと、なんとなく落ち着きません。
なのでもう一度復習するつもりです。
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by honnowa | 2012-05-21 23:39 | 自然

金環日食 予習

お風呂も済ませ、ごはんも食べた。
さあ、明日に備えて予習です。


「21日(月)午前6時15分より金環日食の映像を国立天文台 太陽観測所からライブ配信」(YouTube 国立天文台チャンネルより)
http://www.youtube.com/user/naojchannel?v=b53R6npSThM



「5/21の金環日食、前日にチェックすべきこと…曇りの日の危険も」(excite.ニュースより)
上掲の国立天文台以外にストリーミング放送するところを紹介してます。
空模様の兼ね合いもありますからね。
http://www.excite.co.jp/News/education/20120520/Resemom_7781.html


おお、地元科学館も負けてはいないぞ。
自分で直接観察して、ネットもテレビもチェックして、その隙に朝の支度、忙しくなりそう~
「2012年5月21日◯金環日食情報」(名古屋市科学館)
http://www.ncsm.city.nagoya.jp/study/astro/astro_news/2012_0521.html

穴あきお玉、塩入れのフタ、滑り止めシート、木漏れ日による写真。
「金環日食の楽しく安全な観察方法」(上掲)
http://www.ncsm.city.nagoya.jp/study/astro/astro_news/2012_0512_kansatsu.html
私は、穴あきフライ返し、おろし器、穴あき落し蓋、敢えて穴が四角いザルを用意。


なんと名古屋では932年ぶりだそうです。
「金環日食:21日朝、8300万人観測可能 起こる仕組み、歴史、安全な観察方法紹介」(毎日jpより)
http://mainichi.jp/select/news/20120517mog00m040005000c.html


とてもわかりやすい説明です。
「もうすぐ金環日食! 壮大な天体ショーはどうやって起こるのか」(msn.より)
http://topics.jp.msn.com/otoko_blog/science/article.aspx?articleid=1042509


「いよいよ金環日食間近、ところで3大天文現象って?」(前掲より)
http://topics.jp.msn.com/otoko_blog/science/article.aspx?articleid=1036061


「日食網膜症」(kotobankより)
http://kotobank.jp/word/%E6%97%A5%E9%A3%9F%E7%B6%B2%E8%86%9C%E7%97%87


買いました。
今晩は、これ読んで寝ます。
『Newton 臨時増刊 金環日食2012』
http://www.newtonpress.co.jp/eclipse2012/kounyuu.html


付録の日食メガネを製造している㈱ピクセンのHPより
「ビクセン「日食グラス」ご紹介・販売店情報(デザイン一覧)」
いろいろなデザインがあってカラフル~
サイト内には安全に観察する方法を紹介した動画もあります。
ご参考に。
http://www.vixen.co.jp/se2012/shop.htm

「ビクセン(企業)」(wikipediaより)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%B3_(%E4%BC%81%E6%A5%AD)
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by honnowa | 2012-05-20 21:53 | 自然
※2012年は20日になります。
(国立天文台トップページ > 暦計算室 > 暦要項 > 二十四節気および雑節 平成24年 (2012))


二十四節気
太陽の黄経が零度となり、太陽が真東から昇って真西に沈む日で、昼と夜の長さがほぼ等しくなる。


  春来てぞ人もとひける山里は花こそやどのあるじなりけれ  (拾遺集 藤原公任

春が来てはじめて人も訪れてくる山里は、ほかならぬこの花こそが、宿のあるじだったのだなあ。


≪参考図書≫

『ニッポンの二十四節気・七十二候 写真・和歌・前線図でめぐる72の季節』
  環境デザイン研究所・編  横井隆和・写真  誠文堂新光社  2008年1月25日発行

タイトルのとおり、二十四節気・七十二候に解説と、和歌と、前線図が添えられた、写真集とも言うべき本です。
写真を撮られた横井氏の肩書きは「印象派写真家」
光と繊細な色の美しい写真を、ぜひ本書で見ていただきたいです。
これから一年、本書に沿って二十四節気・七十二候を学んでいきたいと思います。


なお、日本気象協会で新しい二十四節気を作る計画もあるようです。
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3681/

「春分」(Wikipediaより)

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by honnowa | 2012-03-20 00:01 | 自然
七十二候(啓蟄・末候)


  ませに咲く花にむつれて飛ぶ蝶のうらやましくもはかなかりけり  (山家集 西行

垣根に咲いている花にまつわりつくように飛んでいる蝶々。美しくうらやましくもあるが、なんだかはかなくもあることよ。


「モンシロチョウ出現前線」
関東以西の温かい地方では、朝方の最低気温が四度ぐらいより高くなると現れはじめる。


≪参考図書≫

『ニッポンの二十四節気・七十二候 写真・和歌・前線図でめぐる72の季節』
  環境デザイン研究所・編  横井隆和・写真  誠文堂新光社  2008年1月25日発行

タイトルのとおり、二十四節気・七十二候に解説と、和歌と、前線図が添えられた、写真集とも言うべき本です。
写真を撮られた横井氏の肩書きは「印象派写真家」
光と繊細な色の美しい写真を、ぜひ本書で見ていただきたいです。
これから一年、本書に沿って二十四節気・七十二候を学んでいきたいと思います。


なお、日本気象協会で新しい二十四節気を作る計画もあるようです。
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3681/


≪言葉≫

化生(大辞林 第三版 (三省堂)より)

かせい [ 化生 ]( 名 ) スル
① 形を変えて生まれること。
② ある特定の器官に分化した生物の組織・細胞が再生や病理的変化に伴って著しく異なった形に変化すること。赤星病にかかったナシの葉での海綿組織から柵(さく)状組織への変化など。変質形成。

けしょう [ 化生 ]( 名 ) スル
① 仏 四生(ししよう)の一。母胎・卵・湿気などによらず,自分の力によって忽然(こつぜん)と生まれること。天人や地獄・中有の者の生まれ方。
② 仏 浄土教で,阿弥陀の浄土に成仏すること。
③ 生まれかわり。化身。
④ 化け物。


ませ [ 籬 ・間狭 ](大辞林 第三版 (三省堂)より)
① 竹・木などで作った,低く目のあらい垣。まがき。ませがき。 「朝顔の這ひまじれる-もみな散り乱れたるを /源野分」
② 劇場などの,枡(ます)席の仕切り。

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by honnowa | 2012-03-16 00:01 | 自然