ニュートラルな気づき 


by honnowa

2007年 04月 28日 ( 1 )

  『鯉魚図』(図録№9) 渡辺始興
     http://d.hatena.ne.jp/jakuchu/20060425/p1

滝を登る鯉の図は掛け軸にはよくあります。
いわゆる「登竜門」のことです。  (『語源由来辞典』より)
モチーフとしてはありふれている中で、この絵のどこがいいかというと、鯉の一途さでしょう。
真下に落下する滝に対し、真上を睨み、まともに垂直に上ろうとする鯉。
左右のひれを大きく広げた様子は、まるでクリオネで、ちょっと子供っぽい。
子供が精一杯背伸びしてみせるような感じでしょうか。
伸びよう、登ろう、そんな溌剌さが伝わってくる絵です。
そういえば、もうすぐこどもの日ですね。
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by honnowa | 2007-04-28 05:12 | 美術