ニュートラルな気づき 


by honnowa

2007年 04月 20日 ( 1 )

先日、三菱東京UFJ銀行貨幣資料館へ行ってきました。
歌川廣重(安藤広重)の浮世絵コレクションがありますし、なにより時代のある昔の銀行の重厚な建物に入ってみたくて、かねてから興味はあったのですが、なかなか行けませんでした。
なにしろ休館日が土、日、祝日という、つまり銀行窓口の休業日と同じなのです。
開館日でなく休館日です。
普通の勤め人がなかなか銀行に行けないように、行きづらい資料館なのです。
確かに世間には一年のうち一時期しか公開しない美術館というものもありますが、個人運営のギャラリーでもあるまいし、休日を全く挟まないなんて・・・
近頃は銀行だって休日のローン相談会とかやっているではありませんか。(ちょっと違う)
ついでに開館時間は9時~16時。
そして入館料は無料です。

古いお金といえば、わたしが子供のころは「和同開珎」と習っていましたが、今は「富本銭」というものが最古と考えられているそうです。
面白かったのは、小判には墨で文字が書かれていますよね。
でも長年使っているうちに薄れてくるでしょう。
その場合は書き直してもらえるんですが、しっかり手数料取られるんです。
それで墨が消えないよう、余計に丁寧に扱っていたのだそうです。
なんだか通帳記入を怠たり、後から有料で取引明細を発行してもらうかのようなお話。

さて浮世絵のほうですが、わたしが今回見たのは「行書東海道」と「人物東海道」というものでした。
あの有名な「東海道五十三次」は「保永堂版」というもので、ようは廣重はさまざまなバージョンの東海道を製作したのですね。
パンフレットによると十数種類描いたのだそう。
でもバージョンが変わっても、ああ、あそこだ、とわかる場所もありました。
鳴海は(有松)絞り、池鯉鮒(知立/ちりゅう)は松並木、それから安倍川餅やとろろ汁で有名な所。
旅中の人々はみな楽しそうでした。
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by honnowa | 2007-04-20 05:45 | 美術