『浮世絵 一竿百趣』
2008年 09月 18日
展覧会に展示された浮世絵のコレクター金森氏の著書をご紹介しましょう。
『浮世絵 一竿百趣 水辺の風俗誌』 (つり人社)です。
この本は2007年1月28日付け朝日新聞の書評に取り上げられました。
書評を書いたのはイラストレーターの南伸坊氏です。
展覧会のギャラリートークで、金森氏が「朝日の書評に取り上げられるなんて」と、とても嬉しそうにおっしゃっるので、拙ブログでも取り上げることにしました。
すみません、わたし自身はこの本は読んでいませんが、そういうわけです。
リンク先の画像の本の表紙についてですが、3代歌川広重の『東京滑稽名所 品川沖釣舟の狼狽』 (明治16年 1883年)です。
お魚でなく、お隣の舟の人を釣ってしまったんですね。
たくさんの数の舟です。