『街道をゆく 1』読了
2008年 09月 03日
著 者 司馬遼太郎
発行所 朝日新聞出版
発行日 2008年8月30日 新装版第1刷発行
Cコード C0193 (一般 文庫 日本文学、小説・物語)
内 容 古代日本の近江、大和の道、幕末の甲州、長州の道をめぐる
動 機 DVDを観て、原作を読みたくなったので
私の分類 勉強
感 想
『古事記』、『日本書紀』の勉強をしていて、神話と、律令国家をつくろうとした当時の人々の知性と教養、現実に発掘される出土品が、これまでわたしの頭の中で同一の時代の現象として結びつけることが、どうにもできませんでした。
この本を読んで、少しですけどイメージが繋がってきたようです。
本の内容は大きく2つに分かれていて、1つは近江朝、大和朝をめぐる『湖西のみち』、『竹内街道』、『葛城みち』
もう一つは幕末をめぐる『甲州街道』、『長州路』
DVDはこの本の『湖西のみち』という琵琶湖の西岸の旅を扱った章と、別の本である『街道をゆく 2 韓のくに紀行』をまとめた内容になっています。
湖西というのは、驚くほど渡来人の遺構がたくさん残っているところでした。
つづけて『街道をゆく 2 韓のくに紀行』を読みます。