ニュートラルな気づき 


by honnowa
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江戸時代の蘭学者、宇田川榕庵について調べてみました 4

昨日08/02/12の記事のつづきです。
宇田川榕菴の漢字表記については、参考サイトに従っております。
くわしくは08/02/10の記事をご覧下さい。

長崎大学のホームページでも宇田川榕庵が取り上げられています。

   『薬の歴史』>『長崎薬学史の研究』>『資料』より 『資料1:薬学年表』

1834年に名前が見えます。

   『薬の歴史』>『長崎薬学史の研究』>『第二章近代薬学の導入期』より
    『2.化学者としての上野彦馬』


下の方にスクロールしていただいて、『当時の化学の背景』という項目に取り上げられています。
それにしても偉大で身近な宇田川榕庵。
「物質」、「法則」、「成分」、「装置」などは、もっと古く、中国からきた言葉だと思っていました。

そしてもう一つ、

  『薬の歴史』>『長崎薬学史の研究』>『第一章近代薬学の到来期』より
    『3.日本最初の近代的薬剤師:ビュルガー』


下の方にスクロールしていただき、『九州各地の温泉水の化学分析』に榕菴の名前が見えます。
ここではシーボルトやビュルガーが温泉水の化学分析をした紹介のみで、榕菴は交流があったとのみ記されています。
しかし、数多くの温泉サイトに榕菴は取り上げられています。
その中から一つご紹介しましょう。

  『NPO法人 健康と温泉フォーラム』様より 『事業』

ここから、『温泉保養地学講座』の「3.「温泉保養地学講座」の分野」の『温泉保養地環境』より、[2]をクリックしてください。
ページの真ん中くらいに2箇所取り上げられています。

さてこれほどの功績の人物なのに、彼のことを取り上げた一般書がなんと少ないことか。
ドラマや小説にしても十分面白そうなのに。
時は化政文化の花盛り、脇役はシーボルトや杉田玄白。
硬い話だけでなく、コーヒーを初めて飲む場面や原書に基づいてあれこれ化学実験をする場面など、面白いエピソードも挿入できるでしょう。
ところがアマゾンなどで検索して、たった6冊しか見つけられませんでした。(08/02/09現在)
ごめんなさい、一冊も読んでいませんが、余りに少ないのと、榕菴に敬意を表して全て載せます。

  『シーボルトと宇田川榕菴―江戸蘭学交遊記』 (高橋輝和 平凡社新書)

  『江川太郎左衛門 宇田川榕菴―科学・技術の飛躍』 (熊谷聡 草川昭 ほるぷ出版)

  『舎密開宗―復刻と現代語訳 (1975年)』 (宇田川榕菴  田中実 講談社)

  『植学啓原=宇田川榕菴―復刻と訳 (1980年)』 (宇田川榕菴 矢部一郎 講談社)

  『菩多尼訶経 (1965年)』 (宇田川榕庵 大賀一郎 (著) 井上書店』

  『江戸の温泉学』 (松田忠徳 新潮選書)
  
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by honnowa | 2008-02-13 07:02 | 文化と歴史