11月4日 定例観察会 1
2007年 11月 05日
紅葉のほうはまだご覧のとおりですが、下を見るとたくさんのどんぐりが落ちています。
Haにはリスはいませんが、リスがいたら大喜びだろうなあ。
湿地の中ではヒメメヒシバが赤く色づいていました。
Google検索してもデータがないので、図鑑で調べる必要がありますが、道端や畑に多いメヒシバよりも、ずっと細く繊細です。
樹木でなく草の紅葉を、「草紅葉(くさもみじ)」というそうです。
また茎は茶色くなっていたものの、シラタマホシクサの花は白く、まだたくさん咲いてました。
そして夏の背の高い植物の代わりに、背の低いフユノハナワラビが生えているのを観察できました。
冬に胞子葉が花が咲いたように見えるのが、名前の由来です。
よく似た種類で春に芽吹き夏に胞子葉が出るのが、ナツノハナワラビだそうです。
作業は湿地よりも奥の散策路脇にたくさん生えていたコシダを刈り取りました。
コシダは光沢のある美しいシダです。
写真は裏を写したものです。
わかりづらいですが白っぽいので、お正月飾りのウラジロの代わりになります。
ウラジロはもっと大きいですが、いま家庭でそんな大きくて立派な鏡餅を飾るところもありませんから、真空パックの小さな鏡餅ならコシダで十分です。
ところで作業のほうですが、胞子がすごくて・・・
白いパーカーの袖が茶色くなりました。
花粉症やダストアレルギーの方は注意がいるかもしれません。
新しい方が3人来られていたのですが、一緒に作業されていました。
どうか懲りずにまた来てくださいね~
昨日は秋らしい実や花もありましたが、美しい紅葉はまだこれから。
いちばん美しい時を見逃さないよう、今月はまめに通ってHaの秋を満喫したいと思います。