ニュートラルな気づき 


by honnowa
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煎茶と禅と若冲と漱石 前編

無茶苦茶なタイトルになってしまいました。
調べていくと繋がっていたものですから。
季節柄、「芋づる式」のようで、面白いです。
昨日07/10/30の記事のつづきです。

最初に煎茶を伝えたのが、または日本で広めたのが誰か、いくつかのサイトで調べてみたのですが、はっきりとはわからないようです。
ただ茶葉の伝来については、黄檗宗の開祖、隠元禅師の名前が挙げられています。
黄檗宗、隠元禅師といえば「若冲展」で観た、 『黄檗山万福寺境内図(おうばくさんまんぷくじけいだいず)』に関連して調べたところです。 (07/06/1207/06/13の記事参照)
そしてその繋がりで漱石の『草枕』にも言及しました。
『草枕』にはお茶の味わい方についてもいい文章があるので、もう一度『草枕』まで辿ろうと思います。
よってこのタイトル。

さて話を戻し、煎茶を広めたと記録上はっきりしているのは、高遊外賣茶翁(こうゆうがいばいさおう)という人物で、黄檗宗の禅師です。
詳しくはこちらをご覧ください。

  『賣茶正流煎茶・好石流瓶華』様より 『煎茶の歴史』

  フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より 『売茶翁』

このように風流、いえ賣茶翁の場合は禅の道を究めた人もいるのですね。
禅の心にどうしてお茶が必要なのか、興味は尽きません。
わたしもこのような風流の境地に、自分なりに近づきたいです。
それには読んでくださった方に、「お茶を一杯どうぞ」の精神でしょうか。

そして賣茶翁は若冲とも親交があったようですね。
こういうことを知るだけでも、なんとなくこの頃の京の雰囲気がわかるような気がします。
政権が京から江戸に移り百年経ち、京では形式ばかりににとらわれない個性豊かで自由な町衆の気風が溢れていたのだと想像します。

長くなりましたので、続きはまた明日。
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by honnowa | 2007-10-31 06:07 | 文化と歴史