日次決算
2007年 10月 23日
名古屋証券取引所に上場する企業で、あみやき亭という焼肉チェーンの企業が、期末から2日後に決算発表を行ったことが記事として取り上げられていました。
期末から2日後というと、たいていの企業では棚卸しや未払い費用の処理に追われている段階です。
どうしてこの企業がそんな早業ができるのかというと、なんと日次決算を導入しているからなのです。
日次決算!
初めて聞きましたよ。
ふつうは月次決算です。
中小企業なら月次決算もやっていないところが多いでしょう。
職場で経理の方や、経験者の方に聞いても、「TOPの強い意思と、よほどシンプルなシステムにしないと難しい、やろうと思っても簡単にできることではない」と、みなさん仰いました。
わたしも経理、業務が月末締めのためにいかにバタバタの状態になるかを経験しているので、日次決算なんて本当に可能なのか、そのためにどういうシステムを導入しているのかとても興味があります。
新聞記事には具体的に幾つか紹介されていました。
例えば、オンライン金庫。
どんな金庫か見てみたい~!
あみやき亭のホームページを見てみました。
IRのページには月次速報として、9月までの売り上げが10月2日付けで公開されていました。
立派です!
つねづね会社のシステムは、シンプル イズ ベスト が理想と思っているので、記事の最後の社長さんのコメント「日次決算は会社の仕組みを単純化して初めてできる。それが効率化につながっている」には、大いに共感しました。