虫の灯火採集調査
2007年 07月 16日
「わたし、むし嫌いです~! 怖いです~! 触れません~!」
マニアではありませんので、悪しからず。
さて台風で延期になった「虫の灯火採集調査」に行ってきました。
名古屋市内の緑地公園6箇所でいっせいに行われたものです。
どんな具合だったかといいますと、白いカーテンと水銀灯を設置します。
右側は誘引捕殺粘着板というもので25×40cmあります。
まもなく虫が集まってきて、
粘着板はあっという間に羽虫だらけに。
そしてカーテンに集まった虫をビンで捕り、記録します。
しかし小さな虫やゾウムシ、クロコガネが多くて、たまに蛾が来ると子供たちが沸きます。
子供たちが写真撮影用に虫を見せてくれます。
右は・・・ コガネムシ? カナブン? 名前わかりません。
背中の光沢のある緑も美しいのですが、手足や腹もゴールドで、お金持ちそうでした。
左は「コロギス」。
名前のとおり緑色のコウロギのような、寸足らずのキリギリスのような。
合いの子ではなく、こういう独立の科なのだそうです。
色は薄緑でロウ細工のような光沢があってきれいです、が、凶暴そうでこわい。
男の子、こいつに噛まれちゃいました。
バッタ系統、こわいです。
まだカマキリのほうがこわくないかも。
で、これ。
カマキリの子供? 違いますよ。
カマキリモドキというカゲロウの仲間です。
頭の形や鎌を構えるところがそっくりでしょう。
体長は2cmほどしかありませんでした。
9時になったので、一般の方は解散。
わたしもTaさんとここで帰りました。
ほんとうは最後の10時までいるつもりだったのですが、実際は11時まで続けることになったので。
(副委員長さん曰く、11時ってアナウンスすると一般の方来なくなるでしょ、って。
・・・オイオイ)
お話によると、捕まえた虫は標本にし、昆虫協会の専門家の方が同定をし、あの粘着板の虫も数を数えるのだそうです。