製本ってこうするのね
2007年 04月 04日
これまでやったことがあるのは、営業資料をコピーし、左側をホッチキスで留め、製本テープを貼るというもので、枚数もせいぜい30枚くらいまででした。
今回指示されたのはそんなものでなく、もっと製本らしいもの。
A3図面をコピーし、内側に2つ折りする。
手ではよれるので、定規で(アイロンのように伸して)折ることと特に指示あり。
揃えたら、折り目側をクリップで固定する。
留めていない側1枚目右側の裏と2枚目左側の裏の端を、3センチ幅程度糊で貼り付ける。
しっかり接着させるよう、ここでもアイロンのように定規をあて押さえます。
2枚目左側の裏、以下繰り返す。
のりをつけた側をクリップで固定する。
反対側の折り目側のクリップをはずし、1枚目、2枚目、3枚目・・・と端3センチ幅程度を糊で貼り付ける。
貼り終えたらクリップで留める。
糊が乾いたら重しを載せ、落ち着かせる。
折れ目側をガムテープで包み、背表紙とする。
(事務所で資料として使用するものなので、ガムテープでいいんです)
表紙にテプラでタイトルを貼る。
以上の手順でA4 40ページ(A3図面 20枚)、A4 60ページ(A3 30枚)、A4 360ページ(A3 180枚)の3冊作りました。
これで、朝9時半から夕方4時半まで、昼1時間と来客のお茶だしを除いて、この作業に没頭してました。
本当は各2部作るよう言われていたのですが、とても無理で、もう1部は後日完成させることになりました。
でもだいぶコツがわかったので、こちらはもうちょっと早くきれいにできると思います。
それにしても体力使いましたあ。
終日歩き回ったかのような疲労感。
まず2つ折作業ですが、A3なので、事務机で座っては、端を揃えたり定規を扱いにくいのです。
一日立ち仕事でした。
また糊を貼ったり、クリップで留めたりと、結構握力使います。
製本後、一時間半ほど事務処理したのですが、パソコンのキーボードを打ちながら息切れが・・・
この日は1時間残業し、会社の方が車で便のよい駅まで送ってくれました。
体力的にすごく嬉しかった。
「今日はたいへんでしたね。製本はよくするんだけど、あそこまで厚いのは作ったことがないですよ。」
「(事務所の)場所が街中にあれば、手っ取り早くコピー屋さんに頼むんでしょうね。」
「そうですね。あれくらいだと8千円しますよ」
えっ、そうなんだ。
でも掛かった時間を考えると、それくらいするものなのでしょうね。