ニュートラルな気づき 


by honnowa
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浅田真央選手の表情

振り返れば昨年は、浅田真央選手の表情に注目していました。
氷上ではなく、リンクサイドの、演技の直前直後ではなく、6分間練習が始まる前や、前の選手の演技が終るのを待っている間などの様子です。

テレビ画面を通して見たNHK杯(生放送)では、彼女はとても自然体でした。
あまりな普通の様子に、逆に違和感を覚えたほどです。
彼女の傍で映っていた鈴木選手やレオノワ選手の方が、顔に張りというか高揚感が溢れ人目を引いていました。
浅田選手の方は(表面上は)緊張感もなければ、リラックスというほど寛いだ風もなく、まるで電車の中でぼんやりと外に目を向け立っている人の佇まいでした。
私はもしも彼女と地下鉄で遭遇しても(地元民なので全く可能性がないわけではない)、この様子ではきっと気づかないだろうと思いました。

さすがに該当動画がみつからないので演技の方で↓

NHK杯SP
http://youtu.be/vSBAVXetDQU

同じくFS
http://youtu.be/-VDCnD9fiSU

同じくEX
http://www.nicozon.net/watch/sm16166089


さてストリーミングでみる限り、リンクサイドでの彼女の様子は次のRostelecom杯でも変わらずでした。
こちらも演技動画ですが↓

Rostelecom杯SP
http://youtu.be/-qLxZ8cJk_8

同じくFS
http://youtu.be/GJi0Kpqo-MM

この時のFSは自然体だったリンクサイドでの状態のまま滑っていたように見えました。
力んだ所がまるでない、ただただ柔らかく美しい。
演技の雰囲気の統一性からすれば、「愛の夢」には3Aは要らないのではないか?とすら思えました。
しかしプロトコルを見ると、彼女は3Aを入れないといけないのでしょう、この先。

私が3Aが必要と感じた理由は、PCSでのINの評価の低さです。
彼女の演技は、小春日和の陽光であり、初夏の爽やかなそよ風であり、けして「私を見て」とジャッジや観衆に直接アピールするものではありません。
そういうただただ美しく心地よいものを、今のジャッジたちが理解できているとは思えないし、美しさを感じていたとしても、それは彼女の地であり、演技や表現ではないと捉えていそうです。

上手な選手たちが技術があるにも関わらず、スピンやスパイラルでわざとジャッジに分りやすいようにチェンジエッジを行なうように、彼女は力強さや緊張感をジャッジにPRするするために3Aという大技を入れないと、この先自己主張の強い強力なライバル選手が現れたときに、そこを採点で突かれるのではないか危惧します。

Rostelecom杯EXその1
http://youtu.be/qE34mS07dXo

同じくEXその2(アンコール)
http://youtu.be/FUx2Qwx6bz0

Rostelecom杯の映像はリプレイで、スパイラルをスローでアップで映していたので彼女の演技の表情の使い分けがよくわかります。

先に示したFSでは6:57頃。
恋する乙女の顔。
EXでは4:20頃。
癒し系の演技ですが、この表情は巫女が自然界に対し、静まりなさいと諫めているかのよう。
EXアンコール版の「愛の夢」では1:54頃。

EXではEURO SPORTの解説者の声が夢見心地になっていますね。
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by honnowa | 2012-01-01 15:22 | パフォーマンス