立冬(りっとう) 11月7日頃
2011年 11月 07日
二十四節気
気圧配置も西高東低の冬型に移り、日本海側では雪空が多く、太平洋側は冬晴れが多く、顕著な差を見せている。
起き明かす秋の別れの袖の露霜こそむすべ冬や来ぬらむ (新古今和歌集 藤原俊成)
一夜中起きて別れを惜しんでいる時の袖に置いている露だって、冬になれば霜となって結ぶというのに、この私はいま別れなければならない。何と悲しいことであることよ。
≪参考図書≫
『ニッポンの二十四節気・七十二候 写真・和歌・前線図でめぐる72の季節』
環境デザイン研究所・編 横井隆和・写真 誠文堂新光社 2008年1月25日発行
タイトルのとおり、二十四節気・七十二候に解説と、和歌と、前線図が添えられた、写真集とも言うべき本です。
写真を撮られた横井氏の肩書きは「印象派写真家」
光と繊細な色の美しい写真を、ぜひ本書で見ていただきたいです。
これから一年、本書に沿って二十四節気・七十二候を学んでいきたいと思います。
なお、日本気象協会で新しい二十四節気を作る計画もあるようです。
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3681/
「立冬」(Wikipediaより)
「びお」一面 » 二十四節気 » 二十四節気・立冬(りっとう)
http://www.bionet.jp/2010/11/sekki_19/