ニュートラルな気づき 


by honnowa
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フィギュアスケート スピンのレベルを勉強してみる2

前回の記事(2011/6/20)の続きです。
ベルネル選手がCCoSP3をレベル4にするにはどうすればよかったのでしょう。

前回の記事で「国際スケート連盟コミュニケーション第 1611 号」の難度レベルを読んでみましたが、難しかったです・・・
休日を丸2日費やしてしまいました。
もういやと言うほど動画をリピートしましたが、トマシュの明るい演技でなければ挫折したかもしれません。
さてその汗と涙の?結果ですが、もう一度動画を載せますので、宜しければご一緒に検証をしてみませんか。

GutsuFan様
「Patinaje artístico. Mundial 2011. Programa corto masculino (25/29) Tomas Verner」

Music
Singing In the Rain
(Choreographer: Pasquale Camerlengo)


以下丸数字は演技順に便宜上つけたものです。

① FUSp4
動画で2:00くらいからです。
ショットガンスピン(中間姿勢 バタフライの入り 右足)→クロスフットスピン(難しいアップライト 右足 8回転以上)
満たしたのは、4)右足 1)右足 8)右足
レベル4なのでもう1つ難度を満たしているはずなのですが、わかりませんでした。


② CCoSP3
動画で2:57くらいからです。
キャメル(バックエントランスで右足 9回転?)→足換え(ジャンプ 左足)→シット(左足 6回転くらい?
シット・ビハインドで難しい姿勢らしい)→アップライト(左足 5回転くらい?)
満たしたのは、4)右足 8)右足 ×3)左足 2)左足 
これだとレベル4になってしまいます。
「3)ジャンプにより行なわれる足換え」が認められなかったのでしょうか。
「テクニカルパネル ハンドブック」(シングル・スケーティング 2010/2011)のP10によると、

ジャンプによって行われる足換え:かなりの強さや技術を必要とする。ジャンプは、シットまたはキャメル姿勢から任意の基本姿勢に直接行なわなければならない。例としては、明らかなジャンプ、トウアラビアンまたはあらゆる形の“バタフライ”による足換えであって、このような足換えはレベルを上げることができる。

それに対して、

簡単な足換え:それ程には強さや技術を必要としない。例としては、踏み換え、小さなホップ、アップライト姿勢からあるいはアップライト姿勢への単純なホップ/ジャンプ。簡単な足換えはレベルを上げない。

とあります。
う~ん、どうなんでしょう。
これは今後他の選手の演技も視て、どの程度なら認定されるのかお勉強です。


③ CSSp4
動画で3:14くらいからです。
シット(簡単な姿勢→シット・フォワード 難しい姿勢 左足)→足換え→シット(シット・サイドウェイズ 難しい姿勢 右足 8回転以上)
満たしたのは、2)左足 )5左足 8)右足 もしかしたら回転速度の増加?※
これまたレベル4なのに3つしか見つけられなかったので、回転数速度を上げてみました。

「コミュニケーション第1611号」の「明確化」(P7)の「諸注意」に、

キャメル、シット、レイバック姿勢において、一旦姿勢が確立した後に明らかにスピードが増した場合には、難しいバリエーションとみなす

とあります。
最初のFUSpでの加速に比べれば、果たしてこれくらいで加速と言えるのかわかりません。
これも今後のお勉強の課題と言うことで。


さて首題の件ですが、CCoSP3をレベル4にするには、
・足換えのジャンプをもっとダイナミックにする。
または
・足換え後のシット・ビハインドを8回転する。
という結論に至りました。

シット・ビハインドの次のアップライトは2回転以上回ればよかったので、8回転回ろうと思えばできなくもなかったようにみえます。
仮にここで曲に遅れたとしても、次のスピンまで数歩移動するだけなので、距離を短くすれば対応可能だったでしょう。
とはいえ、あのアップライトの両手を広げたスピンが一番「雨に唄えば」らしい振りなので、私個人はあそこがあまり短くなってしまうのは、つまらないかな。
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by honnowa | 2011-06-21 20:21 | パフォーマンス