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ニュートラルな気づき 


by honnowa
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フィギュアスケート世界選手権2011 SP アモ君のリカバリーを仮定してみる

前回の記事(2011/06/03)の続きです。

興味が沸き、アモディオ選手が仮にセカンドジャンプを付けられなかった場合のリカバリーも検証してみました。
彼は4回転は入れてないですし、そもそもジャンプの失敗が考えられない選手なのでリカバリー対策など不要なのですが、プログラムはリカバリーしやすいようにできていました。

ジャンプは前半に集まっています。
1番目が3Aで2番目がコンボです。
コンボで失敗した場合、すぐ次の3Fにつければよいので、リカバリーに意識を集中しやすいです。
またその間に振り付けの複雑な動きがないので、集中力が途切れることもなさそうです。
3番目のジャンプの後4番目のスピンまでは4秒間。
セカンドジャンプを飛んで仮にスピンの入りが遅れたとしても、スピンの後に小休止が設定されているので、そこで遅れは取り戻せます。

モロゾフ氏、うまいなぁ。
これなら4回転を取り入れてもすぐに使えそう。
と、ここではたと膝を打ちました。
まさか次はその作戦ですかね?
作戦とはパトリック・チャン選手のように同じプログラムを持ち越し、新たに4回転ジャンプを取り入れることです。
これまでならFSでまず入れ、SPはクワドなしで手堅くまとめた選手が多かったようでしたが、大勢の選手が飛ぶようになれば両方入れるのは必須で、演技に余裕があり評価も高かった今回のSPに入れてみるのは悪くない試みです。
コンボにするかステップからの単独にするか、リカバリーにしても、練習でジャンプそのものが高確率で飛べるようになれば、持ち越しプログラムを滑りきるのはなんなくできそうです。

今シーズンのアモ君のプログラムが楽しみです。
まあ、私の予想はこうして表明したものは絶対に当たりませんけど。

アモ君の演技はこちらをどうぞ(2011/06/01)
by honnowa | 2011-06-04 17:53 | パフォーマンス