ニュートラルな気づき 


by honnowa
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フィギュアスケート世界選手権2011 SP ブライアン・ジュベール

以前の記事(2011/06/01)で書いたとおり、SPの曲がアモディオ選手と被ったジュベール選手。
曲自体はこれまでのジュベール選手のイメージと離れていないものの、振り付けが伝統的なフラメンコ風で、そちらのギャップに新鮮に驚きました。

FSと合わせて、重厚路線へのシフトを図ったシーズンでした。
従来の軽快で若者らしいかっこよさ、ヤグリスペクトは結果はどうあれ前シーズンで十分にやり尽くしたのではないでしょうか。
特に国内にやんちゃ坊年下選手が現れたこともあり、年齢的にも今回のシフトはいい契機になると思います。
大人の男性らしいスタイルで新しい完成形を見せて欲しいです。

こちら観客動画です。
コールの前の、気合が入ったジュベールとそれに沸く歓声が面白いです。
改めて視ると、スピンの形がかっこいいですね。
演技中動きの少ないところもありますが、それも説得力があるのはベテラン選手だからこそのなせる業でしょう。

squares4様  「Brian Joubert SP 2011 Worlds」


こちらは国際映像です。

GutsuFan様
「Patinaje artístico. Mundial 2011. Programa corto masculino (17/29) Brian Joubert」


Music
Once Upon A Time in Mexico
(Choreographer: Antonio Najarro)

さて順位の詳細です。
SPの順位:9位

項目別順位です。
TES:17位 BV:16位 GOE:19位
PCS:7位 SS:6位 TR:7位 PE:7位 CH:4位 IN:7位

要素別順位です(要素番号は仮につけたものです。演技順ではありません)
要素1(2Aまたは3A):8位
要素2(コネクティング・ステップまたはそれと同等の他のフリー・スケーティング動作から直ちに行なう3回転    または4回転ジャンプ):18位
要素3("2つのジャンプからなるジャンプ・コンビネーション):26位
要素4(フライングスピン):21位
要素5(1回のみ足換えありの〈フライング・スピンの着氷姿勢とは異なる姿勢の〉キャメルスピンまたはシッ
    トスピン):5位
要素6(3姿勢を全て含んだ1回のみの足換えスピン・コンビネーション):20位
要素7(ステップ):14位
3つのジャンプの小計順位:18位
3つのスピンの小計順位:18位

要素の順位だけを見るとよく9位になれたなと思います。
彼のTESが低いのは要素3でセカンドジャンプが付けられなかったからですが、どうしてリカバリーしなかったのでしょうか。
私が視る限りは無理だったように思います。
1番目にコンボを失敗し、4番目の単独3Fまでに、3AとFUSpをこなさなければなりませんでした。
しかも冒頭から絶えずフラメンコ風所作(特に手の動き)を入れています。
また3Fの後、次のCCoSpまでに3秒しかありません。
無理にセカンドジャンプを入れていたら、次のスピンが遅れ、その次のステップも曲に遅れ、遅れたままステップの後のつなぎの部分で帳尻を合わせることが破綻なくできたかどうか。

もし仮にコンボが成功していたら、彼の順位はどうなっていたでしょうか。
セカンド3TでGOE:0点の場合  7.1点UP  TSS 78.39 4位へ浮上。
P選手並に加点が付いたら、TSS:80.25となり3位の高橋選手と並びました。
が実際にはPCSがどうなるかわからないので無意味な想像でしかありません。
ジュベール有利と見てPCSが同国のアモディオ選手よりも高く付けられて、もっと順位を上げた可能性もあれば、あくまでアモディオ選手を上げるためにPCSが下げられた可能性もあります。
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by honnowa | 2011-06-03 16:49 | パフォーマンス