ニュートラルな気づき 


by honnowa
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フィギュアスケート世界選手権2011 SP ハビエル・フェルナンデス

前回の記事の続き(2011/05/25)で、もう一人の選手の演技を視てみます。

GutsuFan様
Patinaje artístico. Mundial 2011. Programa corto masculino (14/29) Javier Fernández


Music
Histoire d'un amour
Nu Pogodi (Russian cartoon soundtrack)
(Choreographer: Nikolai Morozov)

あぁ~ どうしても変な動きと衣装に目が行ってしまう。
策士モロゾフよ、いったいフィギュアで何がしたいんじゃ!
モロゾフコーチの戦略については別記事で取り上げるとして、まず「演技のバランスが取れている選手」かどうかの検証です。

変な動きが多くて検証不能・・・になりそうなのを堪えて、要素の部分だけを注視すると、率直に書いてしまうと、無難と言うか小さな演技という印象です。
実際にプロトコルでもスピンやステップはレベル2か3。
彼はあの変な振り付けをこなす方に多くのエネルギーを注いでいたのかもしれません。
私個人は一つひとつの要素と全体的な振り付けを頑張って演技したのは、17位のアントン・コワレフスキー選手の方に見えるのですけども、軍配はフェルナンデス選手に上がりました。
二人の得点を比較すると、BaseBalueこそコワレフスキー選手が勝っているものの、GOEで逆転され、PCSで更に差をつけられました。
モロゾフコーチの事ゆえ、明らかにGOE・PCS狙いでの振り付けでしょう。

このGOE・PCSで得点をUPさせる振り付けというのが、素人にはまるでわかりません。
フェルナンデス選手の振り付けは手や腰の奇妙な動きが目立つものの、運動量としてはあまり動いていません。
一方コワレフスキー選手の方が全身を使い、演技時間中ずっとよく動いています。
でも評価が高いのはフェルナンデス選手の方。
何なんでしょうね、この採点基準。
このことのもっとも顕著な例は、オリンピックシーズンの女子TOP2の採点です。
4人の例から導き出されるものは、
・振り付けはゆっくりとわかりやすく。
・その中で強く印象的に残るポーズや動きを入れる。それはインパクト重視で、上品さや美しさ、芸術性は問われない。
となるでしょうか。
これが今の採点に適っていることなの思うと、なんだかゲンナリしてきました。
ふぅ。

しかしどんなにおかしなルールでも、それに対して十分に戦略を練り勝ちをめざしていくというのは、やはり試合がスポーツだからこそで、ルールを憎んで選手を憎まず、フィギュアスケートを見て行きたいと思います。
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by honnowa | 2011-05-26 00:09 | パフォーマンス