ニュートラルな気づき 


by honnowa
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フィギュアスケート世界選手権2011 SP パトリック・チャン

前回(2011/05/15)ライアン・ブラッドリー選手のSPの採点を調べたついでに、参加全30選手の採点についても調べてみました。
採点された全ての項目・要素を点数順に並べ替え、順位をつけてみました。

まず目に付くのが、1位になったパトリック・チャン選手の圧倒的な強さです。
彼のSPの得点は歴代1位の点数ですが、項目ごとでも、TES1位、Base Value1位、GOE1位、PCS1位、SS1位、TR1位、PE1位、CH2位、IN1位でした。
これはただ強いだけでなく、(ISUが奨めるところの)演技のバランスも取れているということでしょう。
このようにバランスが取れた選手が実は意外に少ないのが、順位の表を作ってみるとよくわかります。

各項目の順位が、SPの順位の-5~+5位(これでも幅があるように思うのですが)内に収まり、さらにジャンプで転倒や両足着氷などの大きな減点(ほとんどのジャッジがGOEに-3をつける)がなかった選手を列記すると、
・1位 パトリック・チャン
・6位 小塚崇彦
TES6位、Base Value6位、GOE5位、PCS4位、SS4位、TR4位、PE5位、CH6位、IN6位
・7位 ミハル・ブレジナ
TES4位、Base Value7位、GOE3位、PCS8位、SS9位、TR9位、PE6位、CH9位、IN8位
・14位 ハビエル・フェルナンデス
TES14位、Base Value19位、GOE12位、PCS12位、SS14位、TR14位、PE11位、CH12位、IN11位
・17位 アントン・コワレフスキー
TES18位、Base Value17位、GOE21位、PCS20位、SS21位、TR21位、PE20位、CH18位、IN19位
の5名となりました。

ではチャン選手の演技を視聴してみます。
(実際に私はここで初めて視ます)

sportsnetwork様 2011 Worlds: Patrick Chan short program - from Universal Sports



Music
Take Five by Paul Desmond
(Choreographer: Lori Nichol)

これは確かに1位です、という滑りですね。
動きに淀みが全くなく、隙がありません。
冒頭の4T-3Tは軽々と飛び、スピードはシーズン中の他の試合と比べるとうまく抑制されていますが、それでも速い。
スピンの速さも申し分ありません。
ただし、私個人はあまり感動しないかな。
彼のスケーティングが好みでないと言ってしまえばそれまでですが。
凄いものや素晴らしいものを見た時、趣味趣向を越えて心が奪われることがあるでしょう。
残念ながらそこまでには至らなかったです。

ISUが圧倒的な点数で勝たせる選手の演技には、なぜか感動が乏しいです。


《参考》

Progression of Highest Score
http://www.isuresults.com/isujsstat/phsmsp.htm

スポーツナビ
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/channel/live/show/winter/110&manual=1
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by honnowa | 2011-05-19 02:39 | パフォーマンス