ニュートラルな気づき 


by honnowa
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浅田真央 FS「愛の夢」 四大陸選手権2011

四大陸選手権女子フリーで、浅田真央選手が素晴らしい演技を披露しました。
感動に溜息が洩れるばかりで、もう何度も繰り返し視ています。
今回は大幅に振り付けを変更してきましたが、さらに真央さんのスケーティングやジャンプがレベルアップし、なんだか曲を変更したのではないかと錯覚するほどです。
リストの「愛の夢」って、こんなに雄大な曲でしたっけ?
音源が同じに聴こえないよ~

ニュースによると振付師が2月上旬に来日し、3日間付ききりで修正を施したそうです。
ローリー・ニコル! 素晴らしい振り付けをありがとうございます。
今回の変更は、勝つため、得点を増やすため、という実務的な目的もさることながら、真央選手の今季の成長に合わせてテーマを見直したような振り付けでした。

元の「愛の夢」は、多くの真央ファンが見たいであろう彼女のイメージを大切にしながら、恋する乙女を表現したもので、美しい薄紫の衣装をまとった幸福感溢れる真央ちゃんを堪能できていいなあと思う半面、演出面での新しい発見はないなあという物足りなさも正直感じていました。
何しろ一昨年が「仮面舞踏会」、昨季が「鐘」という高難度プロで、これまで見たこともない真央選手を魅せつけられたのですから。

ニコル氏は、一昨年の「月の光」では形のないもの、空気、雰囲気を、今季「愛の夢」では恋する可憐な乙女をテーマにしました。
それらは真央選手の容貌、物腰などにいかにもぴったりに嵌りそうな主題ですが、さて実際はどうでしたでしょう。
大勢の選手の振り付けを引き受ける人気振付師ですが、私にはカロリーナ・コストナー選手との組み合わせがベストマッチに思えました。
真央さんへの振り付けも素晴らしいのですが、真央選手の新しい魅力を引き出してくれないのならば、ニコル氏でなくてもいいのではないかと思えます。
(現実問題、女史のジャッジへの影響力を考えるとけして離れてはならない人物ですが、そのことはちょっと横に置いといて)

さて今回の「愛の夢」プログラム及びテーマ変更は、女史は自分が抱いていた真央さんのイメージと演技者としての真央さんの本質は違うのではないかと気付いたからだと思うのです。
新バージョンの方は、恋をした女性らしい所作がなくなり、リストの作曲した曲そのもの、演奏されている音の強弱、感情そのものを表現する動きに変わっていました。
その結果、一人の男性への愛という個人の感情を超えた、もっと大きな人類愛、普遍的な愛が図らずも表れてきたように見えるのです。
まさか「愛の夢」からそれほどスケールの大きな演技が導き出されるとは・・・

まだまだジャンプの修正中の真央さん。
さらに技術が向上し安定した時、このプログラムでどんな完成形を見せてくれるのでしょう。
今日の状態でも、もう十分に凄く、美しく、私興奮しきっているのに。
あぁ、完成形が楽しみすぎて怖いくらいです。

真央さん、四大陸選手権お疲れ様でした。
ゆっくり休息と、おいしいもの食べて下さいね。








http://www.sanspo.com/sports/news/110220/spm1102200505005-n2.htm

 満足はできない。納得もしていなかった。今季の自己ベスト(国内大会は除く)を更新し、首位の安藤とは十分逆転可能な3・17点差の2位。それでも、真央はたった1つの失敗を悔やんで唇をかみしめた。

 「悔しい気持ちでいっぱい。本番は冷静な気持ちで臨めなかった…」

 冒頭に跳んだ、真央の“代名詞”トリプルアクセルでいきなりつまずいた。この日朝の公式練習では4本跳んですべて成功。好調をキープしていたが、演技直前の6分間練習で1度転倒したことで、歯車に微妙な狂いが生じた。本番では両足着氷し、回転不足の判定。「大きな試合で、最初の一発目で決めるというのは難しい」。基礎点8・5点の大技が、3・71点まで減点された。

 成功していれば、ミキティを抑えて首位発進も可能だった。練習では跳べるのに、本番では出せない-今季、抱えているもどかしさが、またも浮き彫りになった。

 オフから取り組むジャンプ修正の試行錯誤は続くが、「ジャンプ以外はよかった。滑り全体はガクガクしていなかったし、練習通り滑れた」。ステップ、スピンでは会場を魅了。手応えは残った。

 この日は黒の新衣装で登場。赤と黄色を差し色に用い、大人の雰囲気を漂わせた。デザインには自らの意見も取り入れ、当初は装飾に使用していたスパンコールを石に変えるなどこだわりをみせた。来月に迫った母国開催となる東京での世界選手権で着用するかは未定だが、「(着心地は)よかった」と視線は大舞台へ向いている。

 逆転での大会連覇、そして世界女王として迎える世界選手権連覇に向けて、“秘策”も用意している。フリーを振り付けるローリー・ニコル氏(カナダ)が、2月上旬に来日。3日間、真央に付きっきりで、大幅に内容を変更した。詳細はベールに包まれているが、ステップやつなぎの部分を改良したとみられる。「(昨年12月の)全日本選手権のときとは全然違うので、楽しみにしていてください」。早春のリンクは、会心の真央スマイルを待っている。(伊藤昇)
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by honnowa | 2011-02-20 22:40 | パフォーマンス