ニュートラルな気づき 


by honnowa
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フィギュアスケート初観戦記 2010NHK杯 2

  《氷上オープニングセレモニー》
時間どおりに開始です。
お揃いの衣装を着た子供たち20名が各国の国旗を持ってリンクに登場しました。
衣装はマゼンダ色で胸元は着物の袷の形、ウエストは浴衣帯風に幅広くピンク、後でリボン結び。
それにしても子供たちのスマートなこと。
街中で見かけるバレエのレッスン帰りの子供と比べても、体型がとても縦長く見えます。
スケート靴の高さだけ身長がUPしていることはわかっていても、なんだかアス比のおかしな動画が現実になってしまったような不思議な気分で、見慣れるまでに幾分時間が掛かりました。

国旗掲揚となり、アナウンスに従い観客も起立し、「君が代」が流れる中モニタに映る国旗を見つめました。
国際試合という感じでいいものですね。


  《アイスダンス》
○ジャッジの紹介。
名前と国がアナウンスされます。
立ち上がり観客に手を振る、愛想のいい方もおられました。

○6分間練習。
第1グループの5組が出てきました。
お目当てはリード組と、今年の世界ジュニアチャンピオンのエレーナ・イリニフ/ニキータ・カツァラポフ(ロシア)です。
練習の間に一度目の選手の紹介、さらにカメラで選手を映しての二度目の紹介がありました。
リンクサイドにリード組に付き添うモロゾフコーチを発見。
双眼鏡でガン見してしまいました。
髭痕濃いけど、意外に若く(はは、年相応と書くべきですね)、もっと中年で脂ぎった人かと思ってましたよ。
ティッシュの箱とペットボトルを持った姿に、なぜかスケートのコーチらしさを感じたりして。

ロシアペアの知名度と期待度は既に十分高く、選手紹介時の拍手と歓声も、第2グループのメリチャリに次ぐ大きさでした。
世界ジュニア選手権の演技を観れば、そりゃぁもうねぇ。
その時の演技を公式サイトの動画で視ていたのですが、フリーダンスはダンスらしからぬ難しいテーマを扱いながら素晴らしい演技でした。
技術的なことは私にはわかりませんが、エレーナのテレビタレント的な顔芸や決めポーズではない、演劇的な全身の演技力が強く印象に残りました。

さてこのロシアっ子たち、他の選手がマメに振り付け確認をする中で、二人手を繋いでゆったりとリンクを周回して行きます。
時々動作確認をしたり、パッとスピードを上げたりするのですが、時間の半分はリンクを回っていたような。
それがなんとも不気味というか、ジュニア上がりのまだ16歳と19歳の若いペアなのに、なんという貫禄。
そして私はこの6分間練習の時点で二人の高速ツイズルの虜になってしまいました。

彼らのツイズルは他のペアとどう違うのでしょう。
今回はそこまでは見極められませんでした。
スピードや回転などは、メリチャリの方が優れていたし、カナダやイタリアのペアも上手でした。
でも鳥肌が立つのはロシアペア。
今後彼らを応援しながら、その魅力を分析するのが楽しみです。

○第1グループ本番
#4 キャシー・リード/クリス・リード(日本)
モニタにクリスのアップが映し出されると、クリスの鼻の下にチョビ髭が。
会場から微笑ましい笑いが。
衣装も「アダムス・ファミリー」らしく面白いです。
曲が始まると、クリスがキャシーの腕にチュッ・チュツ・チュッとマンガチックにキスしてゆきます。
クリスはコミカルさを出そうとわざと大きく大げさに演技していました。
そのせいか勢い余って氷にお手つきしてしまったのが惜しかった。
とにかく面白いし、観客が楽しめるプログラムなので、次はぜひ頑張って欲しいです。
キャシーはモデルさんのように美しかった。
(ご本人のブログによると、子供のころは実際にモデルをしていたようですね)

#5 エレーナ・イリニフ/ニキータ・カツァラポフ(ロシア)
リード組が採点を待つ間に登場し、またもや手を繋いでゆったりとリンクを周回する二人。
コール後、リンク中央に出てポーズを取る前にエレーナが大きく十字を切るのが見えました。
演技は後半ちょっとスピードが落ちたように見えましたし、ベテラン勢に比べればまだまだこなしている振りは少ないかなと思いましたが、それでも二人の演技から目が離せませんでした。
音楽は真央ちゃんと同じシュニトケで映画「ロマノフ王朝の最期」からなのですが、真央ちゃんのとは違う部分でしたね。
それにしても前衛的でダンスらしくない部分を使っていました。
最近のわかりやすい音楽路線とは対極的です。
ジュニア上がりだからこそあえて難しいものを選んでいるのか、ロシアの芸術感を全面的に押し出す方針なのでしょうか。

第1グループ終了後即座に第2グループの練習が始まりました。
メリチャリへの拍手と歓声はさすがに大きかったです。

○第2グループ本番
#7 マイア・シブタニ/アレックス・シブタニ(アメリカ)
日系ということで、昨年から注目していました。
雰囲気はほんわかしていても、演技そのものはスピードもキレもあります。
途中アレックスが転倒でマイアのスカートを引っ掛けてしまい、布が切れてしまいました。
減点されてしまいましたが、でも頑張って最後までいい演技をしていました。

#8 ケイトン・ウィーバー/アンドルー・ポジェ(カナダ)
ケイトンの金髪まとめ髪と黒の衣装がシックで練習中から目立っていました。
演技のスピードとノリもこれまでのペアより1ランク上なのが、素人目にもわかります。
シャレたダンスでした。

#9 アンナ・カッペリーニ/ルカ・ラノッテ(イタリア)
楽しいプログラムでした。
コミカルな演技がうまいなあと思ったので、採点と順位が意外でした。
ロシアペアとの採点の比較が興味深いです。

#10 メリル・デービス/チャーリー・ホワイト(アメリカ)
流石の演技と点数でした。
これまでのペアとどう違うのかに注視し過ぎて、せっかくの彼らの演技を楽しみ損ねてしまいました。
ツイズルとかリフトとか覚えているのに、曲や衣装、プログラムの雰囲気など、まるで記憶にナッシング。
あぁ、なんのこっちゃ。

私が現地初観戦ということもありますが、今回のNHK杯はグランプリシリーズ初戦で、初披露のプロブラムばかりなので、観戦している最中でも選手の動きを目で追うのに精一杯で演技がまるで頭に入ってゆかないことを自覚しておりました。
リード組のようにアイスショーで披露されて、一度でも動画で予習済みのものとそうでないものとは記憶の残り方がこれほどまでに違うのかと実感した次第です。
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by honnowa | 2010-10-27 13:20 | パフォーマンス